2014年7月 雨かも、鮫小紋に雪華@祇園祭前祭

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雨が降ったり止んだり。今年は小雨ではなく、しっかり降るので、傘に加えて雨コートを持ち歩いています。
絽のコートは淡いブルー系なので、祖母の鮫小紋を着用。雪華の帯を締めて、誉IMG_3405田屋さんを訪れました。帯は9年前に購入したもの。今年手に入れた花火文の帯を、と考えていたのに、新しい帯を雨の日に締める勇気のない私でした。
ところで、この着物、地味なので取材には便利。でも、ごわごわしているので、背中の皺が気になるところ。
午後はこの組み合わせで取材を続け、一端、帰宅。夜は雨の気配がなくなったので、祖母の越後上布に着替えて、会食に出向いたのでした。

三輪そうめん桜味

春に買ってきた三輪そうめんの桜味。春限定。うっすらピンク。ほんのり桜味。

器は、15年ほど前にジャカルタで買って帰ってきたもの。葉脈が浮かびあがるフランス製。夏に便利。

スーパームーン

IMG_3198昨夜のスーパームーン@京都。腕が揺れて、ど真ん中に収めるのが難しかったです。早く気づけば、東向きのベランダで肘ついて撮影できたかもしれないのに、FBを通して教えてもらったのが夜遅かったので、近所の駐車場に座り込んでレンズを向けました。祇園祭の鉾が建ち始め、道行く人は多けれど、私につられて空を見上げたのは、女性3人組のみ。「あ、満月だ」と騒いでいました。・・・うーん、今夜のはスーパームーンで特別だ、って教えてあげたかったけど、撮影に忙しい私。ま、いっか。

曳初めの儀

曳き初めの儀鉾が完成し、今日行われた長刀鉾の「曳初めの儀」。いわば試運転。お稚児さんたちも鉾に乗り込み、動く鉾の上で本番さながら太平の舞を披露。四条通を往復しました。

2014年7月 絹芭蕉をめだか文の襦袢の上に

IMG_2641 しおりあんこの透け感のある着物は、黒の絹芭蕉。襦袢の文様が浮き出るので、とても楽しく、涼しげです。この日、着ているのは、めだか文の、洗える絹襦袢。すーい、すい。水の流れを感じますね。
これらを誂えた紫織庵さんに伺い、お庭で記念撮影させていただきました。IMG_2639 そでアップ帯は色々遊べると思うのですが、この日締めているのは、嫁入り前に母がそろえてくれたもののひとつ。黒地の帯も、文様が浮き出れば面白いかもしれない。

インドネシア大統領選挙 勝利宣言

★勝利宣言5年に1度のインドネシア大統領選挙。9日の13時に投票を締め切り、開票速報を受けて、同日夕方、PDIP(闘争民主党)党首メガワティ(元大統領)の家で、勝利宣言が行われました。ところが、対抗馬のプラボウォ(元陸軍戦略予備軍司令官)も勝利宣言をしたために、混乱した空気に包まれています。大勢の人々のお金を使っての出馬、5ポイント差では、抵抗せざるを得ないのでしょう。中傷合戦などで揺さぶりをかけるでしょうが、きっちりと投票用紙を吟味した末、選挙管理委員会によって、正式に結果が発表されるのは22日。

世代交代と呼んでいいのかどうか、現地ジャーナリストも日本の特派員も、スハルト政権時代を知らない若者たち。プラボウォが何をした人物なのか、わからずに報じています。これでいいのかどうか。この戸惑いについては、まだ整理できずにいますが、日本の報道のあり方にも通じるものがあります。

写真:メガワティを囲んでいるのが大統領候補ジョコ・ウィドド(愛称ジョコウィ、ジャカルタ特別州知事)と副大統領候補ユスフ・カーラ(元副大統領)。何も無いからとレンズを向けたのに、前にいきなりカメラを持つ手や頭が出てくるから迷惑至極。

2014年7月 和久傳へ芙蓉の帯で

IMG_2611和久傳
堺町通りの室町和久傳にて。昨年は、6月の茅の輪くぐりの室礼をご紹介しましたが、今年はバチカンに行っていたので、茅の輪の写真をカメラに収めそびれました。7月に入ると、祇園祭の粽と七夕の笹が。
友人夫婦が京都に来ているというので、和久傳2階の茶菓席へ。この季節は「笹蛍」を頂きます。「西湖」に次ぐヒット芙蓉帯-150x150作。先月も、インタビューにうかがうのに、「笹蛍」をお土産に持ってゆきました。
芙蓉文の帯、7月になれば、堂々と締めてもいいですよね。矢絣の生紬にあわせて。

2014年7月 琉球がすり@祇園祭

琉球かすりバチカンから帰った7月1日の夜。関西空港からシャトルで京都に戻ると、四条通の長刀鉾の町会所からは、お囃子の音が聴こえてきました。そう、祇園祭の始まりです。
街のあちらこちらでは、お祭りの室礼。堂々と絽や上布が着られるようになりました。この日は、琉球がすり。透け感が手ごろで、涼しげに見えます。