黙祷を捧げます

家にいる人は、NHK総合で広島からの中継を見ながら、黙祷を捧げましょう。

せめてこの日だけでも、原爆投下で犠牲になった人々に思いをはせるのが、戦後72年、平和を享受した私たちの誠意と考えます。

祇園祭:お千度の儀

IMG_8345●●いよいよ祇園祭が始まりました。

山鉾巡行で先頭を切る長刀鉾のお稚児さん。この日、初めて神前に名乗り出ます。両脇を固める禿たちがIMG_8729●露払いとなり、長刀鉾のお供を引き連れて、八坂神社にやってきました。例年、父と祖父に手を引かれるのですが、今年は、父と叔父のようです。お稚児さんの手にご注目あれ。もはや素手で手をつなぐことは許されず、白布越しなのです。
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神前で玉串を奉納した後、本殿を拝礼しながら千度まわり、参拝します。実際には三度まわるだけなのですが、お供の数を延べにすると千度になるということで、お千度の儀といいます。

夏越の祓@上賀茂神社

風そよぐ奈良の小川の夕暮れは 禊ぞ夏のしるしなりけり

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百人一首に出てくるこの歌は、上賀茂神社で6月末日20時に斎行される神事を詠んだもの。現在まで続いています。

参拝者が息を吹きかけた人形を、神職が境内の中にある奈良の小川に1枚1枚流します。これが「水」での禊。さらに川の中に設えられた薪の炎を浴びることで「火」の禊を受けるのです。神さまは「火水さま」と表記されることがあるのは、そのためです。

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5月25日、黙祷を捧げます

昭和20年5月25日、71年前の今日は、4度あった「山の手空襲」の最終日。渋谷・原宿・表参道を含む東京各地にB29から落とされた焼夷弾の数は、3月10日の2倍だったといわれています。

表参道交差点の「山陽堂書店」に逃げ込んだ人、青山墓地に向かった人は無事でした。けれども、安田銀行(現みずほ)を目指した人、明治神宮に向かった人は、犠牲になっています。その様子は『ワシントンハイツ:GHQが東京に刻んだ戦後』第1章に詳しいので、ぜひご高覧ください。

表参道に焼夷弾が落とされたのは22時22分頃。これを読んでくださった方は、できれば黙祷を。毎年、犠牲になられた方々に思いを馳せることが供養だと考えています。

夏柑糖の季節


IMG_3131◆老松さんの夏柑糖を先日、里桜満開の京都御所で頂きました。
 
上七軒まで行かないと手に入らないと思い込んでいたら、大丸京都店に売られていると聞き、友人を誘って御所まで北上した次第。アイフォン7plusは、背景をぼかせるので撮影も楽しいのです。IMG_3115◆
八重の里桜は地面にまで花が来ているせいか、桜の下で昼寝する人読書する人、桜色を背景にポーズをとる外国人などなど、控えめに外から観賞する枝垂れとは違って、気楽なのでしょうか。きわめて庶民的な光景がそこにはありました。
 
夏柑糖の誕生は、戦後まもなく、お庭にあった夏蜜柑にお砂糖と寒天を合わせて、上七軒の数寄者のために作ったことにあるとか。夏蜜柑が希少につき期間限定ですが、未だ間に合います。どうぞお試しあれ。人気のお菓子ゆえ、電話予約をお勧めします。IMG_3139里さくらと◆

建仁寺四頭茶会

茶道をたしなむ人なら一度は行ってみたい建仁寺の四頭茶会。今年、初めて伺いました。

IMG_2778●IMG_2729●建仁寺を開いた栄西禅師。毎年4月20日の降誕会に、四頭茶礼が行われます。京都の無形民俗文化財に指定されてもいます。

拝服券は、四頭茶会の本席 のほか、薄茶席が 2 つ(裏千家と表千家)、煎茶席、点心席の 5 枚つづりで、1日かけて各会場を巡るのです。

本席で最初に配れるのは、紅白の紋菓、椿の葉に載せ た「ぴりコン(醤油で炊いた蒟蒻)」と、抹茶が入ったの天目茶碗。供給の僧が、口に茶筅を挿した浄瓶を持って入堂。私たち客人が天目台に載せた天目茶碗を捧げ持ち、そこに湯を注いでそのまま茶筅で点てるのです。最後に、供給が天目茶碗を下げて、方丈の間を出る瞬間だけ、写真に収めさせてもらいました。

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おしゃかさまをたたえる夕べ

4月8日は花まつり。名古屋の仏教系幼稚園に通っていた私は、お釈迦さまに甘茶をかけて、おまつりしていました。

今年も、京都仏教会主催の、おしゃかさまをたたえる夕べにお招きいただきました。3年前は、講演者として壇上に上がった私です。IMG_1576

母の色無地風霞文の着物に、平家納経提婆品の帯。「おしゃかさまをたたえる夕べ」だから、法華経の帯を締めたのです。先日、祖母の十三回忌でデビューさせたもの。平清盛は、法華経などを厳島神社に納経しています。第十二品の提婆達多品は、女人成仏をうたったもので、そこに描かれた絵を織り上げています。

南無妙法蓮華経と唱える私の手は、ブレスにしているラリマー。お数珠を忘れて、ごめんなさい。この写真を撮影してくれたのは、杉本歌子さん。画家だから、アングルが面白い。

IMG_1560◆提婆品

YUKI TORII 東京コレクション

IMG_0611●今年も、東京コレクションにお招きいただきました。

美馬のゆり博士と私が着ているのは、前回のコレクションの作品。私が来ているのは、迷彩風の花柄レースのワンピに、同じ生地でボレロを特注しています。

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早咲きの桜@長徳寺

京都で早咲きの桜といえば、出町柳の長徳寺。カメラマニアの間では有名なのだそうです。
IMG_0689●長徳寺

黙祷を捧げます

東京も揺れました――。6年前、長い長い揺れの中、マンション自室の扉を開けてしゃがみ込むしかなく、不安と恐怖でいっぱいだった私。いま思い出しても胸が苦しくなります。
 
映像であの日を振り返るのは勇気がいるけれど、風化させないためにも各局の特番を見てから、黙祷を捧げます。
 
まもなく2時46分―ー。

上巳の節句

ひいな2IMG_7961ランチ
今年は桃花神事参列を断念。同じ時刻、聖護院門跡・宮城門主の「修験の知恵に問う現代社会」を拝聴しました。明日の京都 文化遺産プラットフォームの企画設営委員として。その後、「西尾八つ橋の里」で食事をしながら、今後の打ち合わせ。親子丼、ごはん三分の一に、とお願いしました。

席に案内されるまでの間、玄関の雛飾りに見入りました。ひいな文の帯を締めています。IMG_7970雛すし

一人ゆえ、ちらし寿司を作ることもないのですが、それでも、一口何か食したいと閉店間際の大丸地下へ。物産展で売られていた丹後のばらずしが気になりつつ、でも、量が多いようなと迷っているうちに売れてしまい、残っていたのは鮮魚売り場のお寿司のみ。織部に盛ってみました。料亭なら、二切れ載せるところを、全部並べるあたり、主婦時代の貧乏性そのままですね。菜の花には胡麻を振って。京都市条例で、日本酒も一口。

 

エンジン01オープンカレッジ@水戸

土曜日の講座を2限から3枠こなし、夜は地元の方々と食事をしながら交流する夜楽へ。雛飾り 1

水戸はこの日から梅祭ということで、梅文のきものを選びました。水戸徳川なので、葵文にすべきか、さんざん迷ったのですが、三分咲きの梅を先取り、梅尽くしで。梅鉢文は、前田家を彷彿とさせてしまうでしょうか。そこは、どうぞお許しを。あ、でも、帯揚げは白地に三つ葉葵が描かれたものを選んでいます。

IMG_7812尖閣、南沙諸島には、はんなりすぎる感がありますが、3限は水戸の女性論、4限は日本のお殿様お姫さまと続くので、梅尽くしにしたというわけです。

写真右はホテルの雛飾りの前で。左は、市長を囲んで、漫画家さかもと未明さんと。

エンジン01オープンカレッジ@水戸 初日

先週の金曜日から、エンジン01オープンカレッジ、今年は水戸で開催されました。IMG_7853

弘道館 IMG_7770 ●オープニングシンポジウム「みつめる歴史。明治維新は水戸から始まった」は深く楽しい内容でした。磯田さん、井沢さんだけでもトークが面白いのに、水戸徳川家15代当主も登壇されたので、リアルさが増したというわけです。

梅@弘道館 帯コンサートも豪華な面々で、これを500円で聴ける幸運に、水戸の皆さんが満足されたことと思います。

私は休憩の間にタクシーを飛ばして、弘道館へ。しかし、16時半で終了していたため、外で写真を撮ることしかできず。遠くに、紅梅が見えるのですが、残念。

裏にまわって、かすかに花をつける梅の枝を発見。とりあえず、鳳凰の帯の記録もかねて、撮影してみました。

紀元節は和文化の一日となる

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今日は建国記念日。「和」に浸った一日。

上賀茂神社で紀元節の神事に参列し、弘道館で近江にまつわる歴史の講座を聞き、伝統工芸館で卒業制作を見て、昼食をとって着替えてから、日曜日が最終日の楽茶碗@近代美術館へ。

神事の後、雪化粧した境内で繰り広げられた蹴鞠の様子をカメラに収めたい欲求はあったのだが(装束の例年から刷新された気配)、蹴鞠自体は御所、下鴨神社、上賀茂神社それぞれ見ているので、歴史講座へ。琵琶湖の北はとても面白い地域だ。紀元節山本益弘さんに同行して余呉湖の徳山鮓で熊を食したのが、一年前の今日。戻ってきてから、上賀茂神社に参拝して御神籤を引いたら、まさかの凶。神社で凶が出たのは生まれて初めて。ショックだった。熊は神だから、食してはいけなかったのだろうか、紀元節に参列しなかったのを神が怒っているのかなどと落ち込んだこともあり、今年は、紀元節の神事をはずせないと考えていた。

卒業展なにせ紀元節は、神武天皇即位の日。なのでヤタガラスの帯をしめて参列。神武天皇東征に際し、上賀茂神社の別雷神はの祖父賀茂建角身命(たけつぬみのみこと)がヤタガラスとなって先導されたという故事から、賀茂社ではヤタガラスは特別なのです。ちなみに御神籤は中吉でした。

 

 

福豆まきの写真が届きました

DSC00272 豆まき八木沢●

今年は福豆まきます

2月3日13時14時。上賀茂神社で福豆まきます。ぜひ境内へ。

受勲のお祝い

午前中は「あすの京都 文化遺産フラットフォーム」の月例会議に出席。

夕方は、文化庁元長官の近藤誠一さんの受勲を祝う会@京都ホテルオークラへ。きものは自分で着るが、正式なお席に出るときは、髪のセットは美容院で。最近は、蛸薬師通のグランドラインにお願いしている。

伊勢神宮初詣

本当は土曜日に行くはずだった伊勢神宮へ。朝10時のしまかぜに乗ったので、外宮内宮のみの初詣。別宮へは月末に。

 

子ども論語塾

昨日は、大徳寺龍光院さんの寸松塾/子ども論語塾にお邪魔した。半年ぶりだろうか。

美男美女デザイナー

ベルコモが消えた?

青山3丁目を久しぶりにタクシーで通って、びっくり。ベルコモことベルコモンズが消えているではありませんか。

ベルコモの屋上にテニスコートがあったの? 黒川紀章さんの設計だったのですね。中のお店はあまり記憶にないのに、この不在の存在感、ある種、すごい。

 

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母の命日

1月17日は阪神大震災で犠牲になった方々の命日です。早起きして黙とうするつもりが、6時半になってしまいました。IMG_7012[1]

私にとっては、母の命日でもあります。ちょうど今年で20年。新幹線で東京に移動し、お墓に花を手向け、手を合わせたのでした。

前泊しない場合、東京駅→新宿駅→小田急線生田駅という経路になるのですが、スーツケースを預けるのにどう考えても新宿駅にするのが効率よく、西口でロッカーを探したのです。私が利用したのは、JRと小田急から近い場所のもの。PASMOが使えるので簡単ですが、800円と安くはない。後に、営団地下鉄寄りのロッカーは、700円とわかりました。地下鉄の改札に近いほう、ハルク入口に向かうところにあるので、経費節減を考える人は、そちらをお試しあれ。

新宿に戻って伊勢丹などを覗き、スーツケースを積んでタクシー移動。南口前を通って、びっくり。「バスタ」って何?の私でした。新宿のバスターミナルは、ここに集結させたのですね。京都にいるから、浦島太郎状態。

小正月の午後は、京町屋で寒餅を

★★★DSC08463 やぎさわさん  ダウンサイズ小正月の15日、雪がふりしきる中、吉田家へ。雪国仕様アザラシの草履で歩いたのですが、雪道だと、なんと遠く感じるものでしょうか。「我が衣手に雪は降りつつ」、傘をさしていても、コートの袖に雪が積もったほどです。★★IMG_6880

生まれて初めて、お餅をつきました。つきたては、えもいわれぬ美味さ。おかげで、炭水化物過多の一日。★★★DSC08526 やぎさわさん

★★IMG_6870最初は納豆で、次は白みそのお雑煮仕立てで。意外にも、京都人も、昔から納豆を食されたのだとか。しかし、お餅の中に納豆を入れるのではなく、お餅を納豆にからませて頂くのです。ふーん、またひとつ学ばせていただきました。最後の写真で手にしているのは、ナスの砂糖漬け。久しぶりに白いお砂糖を口にしました。ますます糖質摂りすぎが気になります。ただでさえ、この日は顔がむくんでいるのに。

夕方は洋服に着替えて、整体へ。北大路駅でみつけた白銀の枝もくわえます。

★★IMG_6882 北大路

小正月の朝


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東京の空には赤い月が浮かび、降り立った京都駅には雪が舞っていました。

★IMG_6858一晩降り続けた幾ひらもの雪は京都の町を白銀に染め、しかし、転倒のトラウマから、カメラ片手に雪道を歩きまわる勇気もない私は午前中、部屋の中でぬくぬくと仕事をしていたのです。

静寂の中、部屋から雪が降りしきる様子を眺めていると、やはり地球は寒冷期に向かっている、私たちは自然の中で生かされていると感じます。改めて、暖をとる住処のあることに感謝。松飾りをはずしながら、謙虚な気持ちで小正月を過ごしたのでした。

 

東京は月、京都は雪

IMG_6847[1]石川九楊塾東京教室の書初めで筆を持ち、その後、麻布十番の歯医者へ。

ウルトラライトダウンを纏っていたのですが、あまりの寒さに、麻布十番商店街でダウンを衝動買い。昨夏知った豚モチーフの日本ブランド。セールで30%オフといわれて、つい。

オレンジ色の月が気になりつつ、浜松から徐行運転という新幹線に品川から乗り込みました。座席は空いていたものの、寒くて寒くて、2枚のダウンで大正解。グリーン車ではないので、毛布はないのです。

たどりついた深夜の京都駅には、雪が舞い、静寂そのもの。いつも並んでいるタクシーはゼロ。MKタクシーの事務所まで出向き、乗車したのです。スーツケースを持っていたので、助かりました。

 

 

十日えびす

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貴船神社で七草粥

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陰陽道取材

陰陽道の取材で、福井まで。

初能、そしてインドネシア人@八坂神社

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で、声をかけました。インドネシア語で(マレー語もほぼ同じ)。そうしたら、ジャカルタから来た親子だったのです。%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%8d%e3%82%b7%e3%82%a2%e8%a6%aa%e5%ad%90私と写真を撮った女性は広島に留学中。ご両親と弟を呼び寄せたみたい。メガワティ(第5代大統領)の評伝を書いたと名乗るべきか迷ったあげく、秘密にしておきました。でも、ラインを教えて、と言われ、フットワークの軽さに感動。万国共通、若者のツールですね。

京都では、お正月に初能が観られます。この写真は1月3日、八坂神社で初能を観た後の出来事。陽ざしが急に強くなって、わ、顔うつりにマイナスだー。

 

元旦は上賀茂神社でした

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img_66851歳旦祭は、朝5時から斎行されます。葵祭と同じで、上賀茂神社の大祭ですか%e2%98%85p1190502%e5%b7%ab%e5%a5%b3%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%a8ら、本殿前の神事だけでも、1時間はたっぷり。新撰の数が多い大切な神事で
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次第に空が白々する中、提灯に先導されながら摂社末社を順番に参拝してまわるのですが、それがなんとも幻想的で素敵な時空なのです。

その後、室内で直会(なおらい)を頂き、外に出ると、さすがに太陽が昇っていて眩しく、いきなり現世に呼び戻された感じ。

一般参拝者と同じように本殿で参拝。酉の描かれた升酒を頂き、酔いがまわったところで帰宅して仮眠。除夜の鐘をついてから徹夜で歳旦祭に臨むのは、いつまで続けられるでしょうか。