九州の隠れ宮へ 龍の帯を締めて

かつてエンジン01のオープンカレッジが延岡で開催された折、高千穂を訪れているのだが、ある人には、こう忠告されていた。大勢の人々が押し寄せて荒らされ、高千穂は既に祓いの力は弱まっている。さらに奥にある、日の宮への参拝を勧める、と。

あれから5年、ようやく実現した。本州の人間にとっては、果てしなく遠い場所である。なのに、この日も訪れる人は少なくなく、勧められた5年前より気が乱れつつあるかもしれない。しかし、古代からの神々にご挨拶できたことが嬉しい。感謝を伝えられたことで幸せな気持ちになった。

買ってから、ずっと眠っていた龍と宝尽くしの帯を締めてみた。暑くて暑くて着物は単衣。

氷室啓介さんのお店

東京滞在中、西麻布2丁目のバス停で降りてみると、氷室さんあてのお花がいっぱい。先日、テレビで還暦というニュースを見たばかり。

ここで何があるの?と訊ねてみると、氷室さんのお店なのだという。あら、西麻布の住処の前にある秘密クラブのようなお店は、氷室さん経営だったのだったね。

HPを見ると、リーズナブルな値段設定。たが、バースデイウィークは予約でいっぱい。別の機会に来てみよう。

追伸:そういえば、かつて同じ建物にあったフルトシに、布袋さんをお連れしたことがあった。BOOWYと因縁のある土地かもしれぬ。

未生流笹岡京都支部展、其中庵にて研究会、「月を愛で、月とあそぶ」@梅田阪急

華道未生流笹岡お家元と。私は撮影の瞬間だけマスクをはずしております。

この季節に、東山の青蓮院にて未生流笹岡社中の京都支部展示があり、同時にホテルにて家元を囲む会が開かれます。例年なら、会でご一緒した女将さんたちと青蓮院に向かうところですが、コロナ禍の今年は囲む会が中止。一人で作品の展示を拝見させていただきました。

なにせ、この日は予定がパツンパツンに詰まっていたのであります。まずは福王子神社近くの其中庵にて研究会。東から西へ。一人タク安くないので東西線で太秦天神川へ。そこからタクシーで北上。すばらしい茶道具の数々にため息。

続いて大阪へ。烏丸から阪急に乗って梅田阪急に向かい、7階のコトコトスクエアを目指したのであります。写真の2つの黄色い椅子、お月さまなんですよ。「月を愛で、月とあそぶ」というコンセプトで、作家による作品を展示。器や小物を用いたコーディネートの数々に目移りします。さすが14th MOONのプロデュース! 最後の写真、私の映っている鏡にはウサギが2兎。毎年の月見仕様にくわえ、再来年の干支に備えて買ってしまうかも。遊び心満載の作品は眺めているだけでも楽しくて、あれもこれも欲しくなるのですが、すぐに決められないのが難。開催日あとわずか、6日までですので、ぜひ。

追伸:着物は母のお召し(単衣)。夜空に浮かぶ月に見立てて選びました。帯は綴れ。20代のころに締めていました。真ん中の黄色が月に連動しているつもり。

 

神泉苑のお月見

祇園祭ラバーにはお馴染みの神泉苑では、毎年、観月法要が執り行われます。神泉苑は二条城の少し東にあり、祇園祭の折には、お神輿に遷られた八坂神社の神さまは、ここに寄られ、神仏習合の一面を見られます。コロナ禍の今年は、密になる神輿が出なかったので、神さまは神馬に乗っておられました。

ここの池には空海がインドから連れてこられた善女龍王という龍神さんがおわしますはず。写真は、お社の横から撮影しました。お堂には、観音様、不動明王、弘法大師が祀られています。

西の大覚寺では船に乗船して、東の智積院では僧侶による声明を聞き、瞑想「月輪観(がちりんかん)」を体験。神泉苑の観月会は今年初めて。法要のあと、境内で音楽が奏されます。中秋の名月と満月の2日にわたって煌々と輝いていたお月さまは、あいにく雲に隠れていたのは残念でしたが。

いずれも空海ゆかりの真言宗のお寺ですね。空海は、満月を悟りの象徴としました。悟りとは、自分の個性と可能性が最大限に花開いた状態で起こる究極の自己実現。とすれば、満月はその鍵となると、空海はとらえたようです。悟りの境地がいまだにわからない私ですが、満月の夜に瞑想を試みるうち、いつか体得できるかも。まだまだ・・・。

中秋の名月2020

皆さまは、この美しい月を、どこでご覧になられたでしょうか。
私はといえば、当初は東京で過ごすはずが予定変更。京都にとどまり、しかし、観月祭を楽しめるほど雅びモードでもなく、ひたすらPC前に張り付き状態。途中、ベランダに出て、東の山に出でし月を眺めるのがせいぜいで、虫の音に癒されて寝落ちしそうになったのでございます。
追伸:最初はスマホで撮影していたものの、途中から欲が出て月のアップを Canonのカメラに収めてみました。

重陽節のアフタヌーンティは菊尽くし

先日、重陽節(菊の節句、秋の雛)の飾りつけ前で菊の着物姿写真をアップいたしましたが、アフタヌーンティーのおもてなしもご紹介。

ティポットの上には真綿。夜露を含ませるため菊の花に載せる「着せ綿」を連想させます。お皿に描かれた菊の上に、カヌレを載せて。サイズもぴったり。

旧暦の重陽節は、10月25日。こんな茶話会を今から企画されてもいいかも。