エンジン01オープンカレッジIN甲府 初日

8時ちょうどの「あずさ」に乗って、甲府にやってきました。エンジン01オープンカレッジin甲府mオープニングの今日は、江原×乙武さんのトーク、中田英寿さんを中心にしたサッカー界の話、オープニング・コンサートなど盛りだくさん。明日はいよいよ講座。私は甲州財閥と、キャロライン・ケネディさんの枠に出演します。

中央線ですぐですから、東京の方も、ぜひ、いらしてくださいね。講師控え室から霊峰富士を拝み、畏怖の念を抱きました。写真はあとからアップします。

新嘗祭、そして七五三

勤労感謝の日は本来、「新嘗祭」でした。先日書いたように、今年も無事にお米が育ったことに感謝し、今日から新帯 ならの小川米を頂くのです。

開運目線では、何かを始めるのによい日。私は新しい雪輪の帯を締めました。漆に金銀の雪輪文は、陰陽思想がベースにある上賀茂神社でスターとをきりたかったのです。

七五三男子

七五三双子紅葉に期待もあったのですが、あまりにかわいいので、七五三の双子女子と同級生男子にズームイン。日向と日陰の違いが覿面ですね。そう、陽射しが強かったのです。京都で七五三をするのは最近のこと。以前は十三参りだけだったと聞いています。

気になるケネディ家

キャロライン・ケネディ大使が気になる存在なのは確かだが、彼女の動きをここまで日本のメディアが報じるとなれば、この人事はアメリカにとって正解だったといえよう。彼女を一目見ようと路上に集う日本人のコメントを聞いていると、占領期にマッカーサーを仰いだ日本人のまなざしと重なる。
ケネディ家が特別なのは、その血筋に秘密があると最近は考えを改めている。単にアイルランドだけというなら、ケネディにくわえ、レーガン、それにクリントンやオバマも入ってくる。4人もの大統領が直接でなくても、さかのぼるとアイルランドに行き着くというのも、気になる現象だ。中でも、ケネディ家は別格のような気がする。
一般に、アイルランド系移民は、アメリカ社会でも乱暴な印象をもたれている。第二次世界大戦前、日系人を攻撃したのはアイルランド系移民だった。もっとも、最初にいた移民が後から来た移民に嫉妬していじめるのは、アメリカの移民史のわかりやすい構図ではあるのだが。
海外のケネディ暗殺50年特番を見ていると、実に謎が多い。暗殺については、マフィアがからんでいるという説は有力だ。利権に手をつけたケネディ兄弟に対しての報復は十分に考えられる。その背後に、アメリカ社会や国際政治がからだんでいたとしても、である。実はウォール街の改革に手をつけようとしたからだ、という説はワシントンDCで耳打ちされた。いずれにしても、大統領といえどアンタッチャブルな世界が存在するということを、私たちは知っておくべきだろう。

 

やはり今年も

毎年11月になると集中して急な仕事が舞い込んでくる。結果、自分で時間をコントロールできず、余裕なく年の瀬を迎えることに。今年もどうやら同じパタン。そんな中、気になるのは今月は京都府や兵庫県が揺れていること。忙しいなりに、防災意識も忘れないようにせねば。

ライトアップはフィリピン色に

 

  1. 台風被害にあったフィリピンの国旗色に染まるNYのエンパイア・ステート・ビルディング。こういうとこ、NYって粋だよね。アメリカが宗主国だったからというだけではないはず。東京タワーもやればいいのに http://globalnation.inquirer.net/91313/empire-state-building-lights-up-in-blue-red-yellow-for-yolanda-victims … @inquirerdotnetさんから

「地方の時代」映像祭

関西大学で開かれていた「地方の時代」映像祭。表彰式、シンポジウムなど、無事終了。

本当はひとつひとつの番組についてコメントしたいけど、全体をまとめると、こうなる。ローカルを深めると、実はグローバルが見える。日本という国が、明治維新以前も、グローバル世界とは無縁に生きられなかったことが肌で感じられる。地方局もケーブルも、本当にがんばっている。というより、地上波キー局の危機感を感じずにいられなかった。

くわえて、中高生のかわいいこと。とりわけ中学生は、存在するだけで眩しい。まっすぐな彼らの感性がそのまま育ち、すばらしいジャーナリストに育つことを願って止まない。

稽古の後、友と語る@いちえ

いちえ@夷川早起きして墨をする。あるインタビューの後、お稽古に行くためだ。いつもは土曜だが、明日は「地方の時代」映像祭の表彰式で大阪に行かねばならない。よって、金曜日に変更してもらう。

おかげで、裏具の佐々木まなびさんに久しぶりに会うことができて、「いちえ」に寄って、語り合った。写真は突き出し。カウンターで大丈夫。24時までに入れば、25時まであけてくれるらしい。「おひとりさま」の旅人にもお勧め。

烏丸御池の東北。交差点から歩けます。5分くらいでしょうか。

「相嘗祭」に参列

上賀茂神社の「相嘗祭」に参列しました。直会で頂いた神酒がいつもと違うと思ったら、できたての新酒。白くにごっていたゆえんです。

その年の新穀と新酒を伊勢の天照大神に奉られるのが「神嘗祭」。天皇がとくに信仰された全国71座の神々に奉られる祭儀が「相嘗祭」。天皇ご自身が召し上がるのが「新嘗祭」。戦後、新嘗祭は「勤労感謝の日」と呼び名を変えられ、日本人のお米への感謝意識が消えていきました。が、天皇はいまでも、この新嘗祭が終わるまで新米を口にされないそうです。葵帯1

太陽の陽射しがまぶしくて、つい傘を持たずに出かけたら、突然に冷たい雨が降り出し、着物と帯(できたての葵文の染帯)を守るのに苦労しました。京都ではこれを「北山時雨」と呼び、「こういう年には雪がよく降るんですよ」と禰宜のお一人がつぶやいておられました。たしかに、霙を思わせる雨でした。すぐそこ晴れているのに。

夜は東京からの友人にお誘い頂き、彼の京友お勧めの祇園にあるワインバーへ。寒さのあまり、カシミヤの和コートを纏った私。冬はもうそこまで。京都での紅葉狩には、ダウンが必要かもしれません。

注)写真は雨があがって撮ったもの。あまりの眩しさに帯の柄がわからず、少し暗く調整したところ、顔が真っ黒になってしまいました。

 

葵文の帯

葵帯3京都で葵祭を意識すると、ついつい葵文がほしくなります。染帯の葵文は黒とか茶のものしかなく躊躇していたら、優しい色使いの帯を東京でみつけたときには、小躍りしました。ならば、「相嘗祭」に締めたいところ。東京だと仕立てが間に合わないので、京都でお願いした次第。明日が楽しみです。