国民の命が一番

中東で反米デモ、中国で反日デモ。この2つの動きを結びつけて考えるセンスが必要です。中東のテロ事件を他人事と思ってはいけません。一部の人による挑発でも、結果、災いは国民全体に跳ね返るものです。日本の政治家の「先生」がたには、くれぐれも慎重に、と申し上げたい。国民の命が一番です。

戦争の足音

整体を終えてアイフォンを開けて知ったニュース:「リビアの米領事館襲撃で米大使が死亡」。
心配です。アメリカが中東と戦争をすれば、世界経済が混乱するばかりか、日本も戦渦に巻き込まれかねません。
政治家の「先生」がたには、領土問題に冷静に対処してほしいと切に願います。

 

富豪の反乱

フランスの富裕層への増税について、面白い動きが出てきた。LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)アルノー会長は富豪として知られるが、ベルギー国籍取得に向けて手続きを行っていることが報じられた。新大統領オランド氏は、富裕層に75%の課税を目指していることへの抵抗との説が。

防災の日

目覚めたら、朝陽を受けた雲が不思議だったので撮影。ブルームーンの翌朝は異常に空が明るかったり、太陽が眩しかったりする。そのことに気づいたのは一昨年。1月と3月の2回、ブルームーンが見られた年。

9月1日は防災の日。世界的にも災害の多い9月の初めに防災意識が喚起されるのは幸運と考えるべきだろう。朝からNHKなどでシミュレーションが行われている。できるだけ番組を見て、最悪の事態を想定しよう。そこで自分が逃げるイメージさえ事前に作れていれば、必ず逃げおおせる。

 

ブルームーン@ジェットストリーム

半蔵門の東京エフエム最上階レストラン「ジェットストリーム」。昼間なら皇居の緑を見下ろせるそのロケーションは、夜景がまた見事である。

スカイツリーが完成してからその席についたのは初めて。くしくもブルームーンが美しい夜。摩天楼の上に輝く月はひときわ眩しかった。

注:ブルームーンとは1月以内に2度見られる満月のこと。

著者インタビュー@毎日新聞

今朝の毎日新聞「今週の本棚」11面に著者インタビューが掲載されています。

写真撮影は、日本工業倶楽部の前。占領期にGHQに接収され、中に設けられたクラブで、ジミー・アラキは毎晩演奏していたのです。ここ数年、なぜか夏は太るサイクルで、腕のいいカメラマンをしても額面相応の著者写真ではありますが、お手元にある方、空港のラウンジにいる方、移動中の方はキオスクかコンビニで、ご高覧を! 

追伸:この日、しんぶん赤旗にも著者インタビューが掲載されました。キオスクとコンビニでは扱われていないので、興味のある方は図書館で。

ひとり旅の心得

ルーマニアの女子大生殺害事件、インターンを斡旋した団体アイセックには説明責任がある。空港で迎えに出るはずのスタッフはどこにいたのか。女子大生が初めての土地を訪れるのに、なぜ深夜移動というスケジュールを組んだのか。空港では白タクに注意するよう助言をしなかったのか。彼女は深夜移動の不安をツイッターに訴えていた。

私が単身、ルーマニアに向ったころは、警察国家の名残で治安はよかった。あれから20年以上が経過し、治安の悪さは欧州の旧西側諸国並み。もともとルーマニアの人々はラテン系でフレンドリーだから、親切にされると人のいい日本人は、その好意にこたえようとしてしまう。そこが難しいところだ。

ひとり旅得意の私でさえ、夜に到着するときは、全身バリア状態だ。普通のタクシーに乗るときでさえ、警戒心丸出しだ。旅慣れている分、白タクを振り払うのだけは上手になった。断るときは、なぜか英語も流暢になる。

危ないのはルーマニアだけじゃない。もしも周囲に初めて単身で渡航する人がいたら、ぜひ伝えて。選べるなら夜到着のフライトは避けること、空港では寄って来る男たちは振り切ってタクシー・スタンドに並ぶこと、地方に行くときは1日でいいから大都市で滞在、事情を知ってから昼間移動にすること。

若い子には海外に行くよう薦める私であるが、現地の受け入れ先とは前もって直接やりとるするほうがいい。仲介の団体の斡旋を鵜呑みするのはリスクが高いことを付け加えておきたい。

 

ワシントンハイツの子供たち

『ワシントンハイツの子供たち』という写真集が9月1日に出版されます。カメラマンは、第一回伊奈信男賞を受けた故・山村雅昭さん。ワシントンハイツ住民の写真は希少な上に作品は迫力満点。それに先立ち8月27日よりギャラリーPlace Mにて写真展 03・3341・6107