七草がゆ

毎年七草粥を欠かさない私だが、今朝のは特に美味だった気がする。体調がいいということか。それともお米? 七草は神奈川産と書かれたスーパーで買ったパック。煮込んだ時間がほど良かったのか、それとも、とろろ昆布を足したのがよかったのか。

こんな話を友達にしたら、放射能汚染が疑わしいから神奈川のは買わず、自分は京都の七草をデパートで買ったと言っていた。私も神経質だが、彼女にはかなわない。子どももいない同世代なのに、あの徹底ぶりにはいつも驚かせれる。

富士の夕景

都内のあるビルから写した日没の風景。

沈む夕陽の右に見える小さな白い三角が、富士山です。

朝はきっとクリアに見えるのでしょうね。

骨に異常なし

尾てい骨が心配で、朝から病院へ。レントゲンの結果、ヒビが入るなどということはなかった。移動が楽になるように、コルセットを渡された。

それよりも、診断書が5千もするのにびっくりした。フライトをキャンセルした航空会社にファックスした。

インドが外国人個人投資解禁

インドの株式市場が外国人の個人投資を解禁したというニュースが入ってきた。今年は日本の証券市場にマネーが集まるのかと思いきや、どうやらインドに向かいそうだ。

ガイアの夜明けのゴールドラッシュでは、インド人のゴールド熱を放送していた。中国の発展はとりあえず終わって横ばいに。これからは、インド経済、そして韓国経済がバブルになるのだろうか。

今日は出雲大社東京分祠に参拝。六本木通りをはさんで、ヒルズの反対側にある。いつもは静かだが、さすがに正月は混んでいる。尾てい骨がまだ痛み、階段を昇るのが難儀だった。私の次回作にも登場するので、請ご期待!

夜はホテルオークラへ。タクシーから降りるのに、ベルボーイの差し出す手がどれほど神々しくみえたことか。そう、起き上がるのが難儀なのだ。レストランは待ちが出るほどの混みよう。でも、バーなら、静かに過ごせる。これ、万国共通。もっとも、早い時間に限られるのだが。

ちょっとした受難

本当は昨日、新年の抱負を述べたいところだったが、神棚のレイアウトを直そうとして、元旦早々、尾てい骨を打った。痛くて、痛くて、途方にくれていると、そこへ地震が起きた。都内は震度4。暦の上では、まだ12月で、昨年3月と同じ星の並びである。やはり無事には済まされないらしい。

七福神めぐりをと考えていたが、とても七箇所も歩けそうにない。地元の氏神さまを参拝するのが精一杯だった。平地を歩くのも苦痛で、一歩一歩踏みしめつつ、かなりの高齢者を思わせる歩みとなった。さらなる問題は、境内の階段が登れないことだった。手すりをつかんでも駄目。体重をかけると、尾てい骨に響くのである。

起き上がるのが無理。しゃがむのも無理。軽い踏ん張りがすべて駄目。腰掛けているのも苦痛。原稿が書けないのだ。ひたすら安静にして直すしかないという友人の助言もある。

腰痛とだけは無縁だった私の人生が、これで狂い始めたということか。痛みさえとれれば、どうにか乗り切れると思うのだが、念のため病院で検査を受けるに越したことはない。

実は辰年の正月、若冲の龍を描いた帯を締め始めるつもりだったのだが、尾てい骨をやられては、とても結ぶことができない。これが一番の心残りである。

新春のお慶びを申し上げます

新春のお喜びを申し上げます

今年は曇っていたので家にいたが、私の初詣スポットは明治神宮第一鳥居の前。表参道は日の出を拝むために、東に向けて設計されている。

初詣に行かれた方、初出勤の日に会社で参拝に行かれる方、どうか一瞬でも占領期にトランスしてみてほしい。明治神宮の東隣は米軍家族住宅「ワシントンハイツ」だった。第一鳥居から富ヶ谷に向かう道は存在せず、オリンピック競技場もNHKも含めた一帯が日本人立ち入り禁止の米軍の土地だったのである。

そして、表参道を歩きながら、空襲の犠牲になった方々に思いをはせてほしい。ご存知ない方は、『ワシントンハイツ』第一章の空襲を読んで、その事実を知っていただければ、供養につながると考えている。