鼻と腰

新幹線に乗るたび具合の悪くなる私。人ごみで菌かウィルスをもらっているのかもしれない。マスク着用も効果なく?金曜は国会図書館で次第にぼーっとしてきて、これに腰痛が加わったので、昨日は大雪の中、再び国会図書館に向かうことはあきらめ、ひたすら眠ることにした。今朝もまだ鼻と腰がヘン。

立春 初午

今日は立春、初午でもある。稲荷神社に行けず、でも、いなり寿司を食した。節始めには新品を下ろすのが良い。仕立てた替えたばかりの紬(洗い張りを終え反物状態だったもの)を着て外出。寒いと感じなかったが、鏡を見ると顔が真っ赤。風が冷たかった証拠。皮膚が薄いからすぐわかる。東京は雪?

せちわかれ、鬼やらい

今日は節分(せち分かれ)。みなさん、豆をまいて鬼退治をしましたか?
節分は四季それぞれの終わり。時間的な「境界」(特に冬から春の切り替え)には異界からの魔物が訪れやすいから「鬼やらい」が重視されたとか。写真は平安神宮に現れた鬼。
節分の神社仏閣@京都はいずこも初詣並みの混雑ぶり。吉田神社や平安神宮では、宮中での邪気祓いを再現。
鬼を退治するのは、四つ目仮面の方相氏。右手に矛、左手に盾を持ち、子どもたちを率いて登場。群臣は東西南北に桃の弓を射、疫鬼を駆逐。平安神宮の鬼は、狂言師の方々。だから、動きが美しい。
その後、豆まきを経て、火焚祭も行われました。
ほかの神社では、旧いお札が焼かれたりします。

世代を超えたシングル集合住宅を

以前からの持論なのだが、東京都は「世代を超えたシングル集合住宅」を作るべきである。そこには、診療所と保育所を置く条件つきではあるが。

ここでいうシングルとは、高齢者シングルと、子どものいるシングルをさす。シングルに限定するのは、カップルを見ると、いずれの世代も孤独感が増すためである。

高齢者には、孫がいなくて孫を抱いてみたい人、孫がいるのに嫁と折り合いが悪く孫が抱けない人がいる。他人の子どもを通して疑似家族体験ができれば、孤独が解消されるし、なにより、子どもから若いエナジーがもらえる。

忙しいシングル母もシングル父も、放課後、そこで暮らすお年寄りに子どものケアをお願いできたら、安心して仕事に集中できる。幼子も寂しくなくなるし、なによりお年寄りの知恵を学べる。親世代は子育てにまつわる不安を、高齢者に聞いてもらうことでストレスから解放される。もちろん、その逆もあるとは思うが、そのときは、その住宅を出ればいい。

代々木公園なんて、本当に広くて、もったいないなあ、って思う。訪れる人もまばらで、公園としては、あそこまで広くなくてもいいはずだ。避難所としても十分すぎる広さがある。実際、戦後すぐに米軍家族住宅「ワシントンハイツ」だったあの敷地には、幼稚園も学校も存在したのだ。あの芝生の上を、アメリカの子どもがちが縦横無尽に走り回っていたのである。