2018年9月 萩と桔梗文@講演

東京女子大の同窓生が中心の「華の会」からお招きを受けて講演。9月7日ゆえ、まだ羅物です。文様は秋草、萩と桔梗が描かれています。

帯は祖母の蝶文、絽です。萩には蝶が宿ることを京都に来て知りました。だから、この着物には赤か藍の蝶紋を合わせています。

会場は東京のビルの中。しかし写真を撮りそびれたので、数年前のものをご紹介、亀岡の楽楽荘にて。

 

2018年8月 婦人画報の宴席、七夕の室礼

婦人画報の宴席@全日空ホテルへ。1階ロビーは、染司吉岡先生による七夕の室礼。お料理に出た梶の葉を頂いてきましたので、それを手に記念撮影。

トロピカル調、手書きの絽の着物に、葉が描かれた帯。クロコのバッグはペリドット色。葉月の装いでした。

2018年8月 北斗七星の帯で、七夕の月釜へ

吉田鶴栖居月釜。七夕をテーマにしているというので、夜空を鴨川に映した着物に、北斗七星の帯を締めて。

即位式での天子の礼服には北斗七星が描かれているという説を聞いていた私は、この帯をみつけたとき、つい購入してしまったのです。夏しか締められないというのに。

実は伊勢神宮の外宮にも関係しています。よって、最初は夏に伊勢参拝をしたときに締め、上賀茂神社参拝でも何度か。

2018年7月 足の指を骨折

足の指にヒビが入り、歩行困難状態、引きこもりです。当分、靴も草履も履けません。

22日にぶつけて患部がどこかよくわからないまま、万が一ギブスをはめられると動きがとれないので医者には行かず、24日、朝の山鉾巡行から夜中の還幸祭まで、指が当たらない下駄ばきで走り回ったのですが、翌日レントゲンをとると、やはりヒビ。場所がずれていたら手術だったと脅されました。びっこひきひき牛歩状態につき、昨日は東京の会議も欠席。次第にズキズキ痛みが増してきて、京都宅にて籠城中。

例によって治療に最低3週間と言われていますが、痛みが引いたら、左足に白い包帯撒いて、右足は白足袋で、タクシー移動ならお茶会には行けるかもと目論む前向きな私。治療用スリッパに呼応する水色のお草履を、この春、ない藤さんの蔵出しで購入したのを思い出しつつ。

2018年7月 後祭巡行の朝

巡行の朝。新町通から御池通に進む鉾を追いかけました。

まずは北観音山。六角の浴衣。そして、南観音山が追いかけます。最後は大船鉾。今年は龍頭が先頭に載っています。御池が混雑しているときの待ちが狙い目。停まっているので、撮影しやすいです。

ペイズリー柄の浴衣は地味ですが、関係者と間違えられるので、叱られにくいメリットがあります。

2018年7月 後祭宵山

後祭宵山。北観音山の無名舎吉田邸2階からの風景は最高ですね。

今年はあまりの暑さに浴衣で通してきましたが、宵山の風はどこか秋の気配が感じられ、上布を選びました。この着物、青に見えますが、細かいギンガチェックなんです。微塵格子と呼びます。

いよいよ明日の朝、巡行です。

2018年7月 北観音山曳き初め

 

前祭の山鉾巡行と同じ新町通。後祭の北観音山と南観音山、大船鉾の曳き初めが行われる。

この日は吉田塾受講生として、北観音山の曳き初め、もしくは無名舎2階からその様子を鑑賞することが許されている。最初は2階から鑑賞、その後曳き初めに加わった。

 

2018年7月 優雅に鉾を迎える

山鉾巡行の見どころはいろいろありますが、最も優雅なのは、新町通の京町屋の二階で、巡行を終えた鉾が南下していくのを見ることでしょう。それには、ご縁がなければ、そこに入ることができない、ある種の特権なのです。今年はそれがかない、しかも浴衣姿の芸妓さんたちとご一緒できたのです。

四条烏丸で山鉾の出発を撮影した後、新しい浴衣に着換えて、楽しみモードに切り替えた今年の巡行でした。

2018年7月 祇園祭山鉾巡行、出発の朝

 

17日の朝。山鉾巡行先頭を行くのは長刀鉾。町会所前から四条烏丸交差点真ん中に長刀鉾を移動させて、お稚児さんが乗るのを待ちます。

強力の肩に乗ったお稚児さんに注目が集まります。今年のお稚児さんは自然体で表情豊かだけど、この瞬間はさすがに少し緊張気味。強力さんが左、右と皆さんにお披露目して、鉾に載せました。このシーンは巡行最後、新町御池で降りる瞬間にも見られます。

一昨年までは、しめ縄斬りの瞬間を撮影するために麩屋町におりましたが(2時間前から陣取り)、昨年からは四条烏丸で、この瞬間をしかと見届けます。

巡行の日、私は脚立持ってカメラ持って走っております。浴衣着ていれば、他の方のカメラにフレームインしても、映像を台無しにしないので。私なりの気遣い。