2011年09月末10月初 石榴の帯

月末のエンジン01教育委員会@みかわには、和服ででかけました。すっかり涼しくなった初秋に石榴の帯を締めて。
六本木ヒルズの「みかわ」に入るときに、漫画家のさかもと未明さんとバッタリ会って、一緒に写した写真をいま頃みつけたので、差し替えますね。右の袖口がまくれて襦袢がのぞいていますが、くもの巣文です。
五寸袖の着物は、母の若いころの単衣と思われます。初めて袖を通しました。左肩のところに小さな穴があったのですが、上手に悉皆してもらい、ずっと箪笥にしまっていたものです。
帯は3-4年前に一目ぼれして購入(@かわの屋さん)。この着物に合わせることを思いつかず、こちらも箪笥に眠っていました。
実はこの着物には若冲の雨龍を、と考えていたので、どちらを締めるか迷いました。折りしも昨日は新月。新しいものを初めて身に着けるのにふさわしい日。雨龍は季節を選ばないので、また改めて新月か節の変わり目に。
10月7日は暑かったので、新潮ドキュメント賞のパーティも、これを着ました。襦袢、帯揚げ、帯締めは秋モードに替えて。

2011年09月 百夜句会十周年


百夜句会10周年は青山で開かれました。送ってもらった集合写真を切り抜いたので画質がいまひとつ。ご容赦を。
9月13日なら単衣にするのが慣わしですが、この暑さに耐えられず、棕櫚と赤とんぼの変わり絽を選びました。十六夜であることもあり、せめて仲秋を思わせる紬の帯、と合わせてもみたのですが、それさえも暑苦しくて、えーい、夏帯のままで、と出かけてしまいました。昨年の受賞記念パーティでは絽綴れを合わせていますが、そこまで仰々しくはせず、食事会モードの気楽な帯です。着物の赤とんぼにあわせて、とんぼの帯留も素敵ですが、ブルーミングデールのナイフフォークレストを荷札のワイヤーで留めたりと時間がかかるので、断念。句を考える時間も必要でしたので。

2011年09月 薬膳の会

薬膳の会ホテルニューオータニで開かれる薬膳の会。9月6日は宮古上布を着ていきました。この集合写真を見ても、向かって左の窓からの陽光が強いのが伝わってきます。
9月といえば単衣。しかし、今年のような暑さでは、とても着る気になれません。さりとて、白の越後上布や白地の絽の小紋では、秋風のせいか季節はずれに感じます。そこで、色の深い宮古上布に透けない帯を合わせることにしました。
実は7月1日に「サンデーフロントライン」のVTR取材を受けたときも、この宮古上布を着て出演しています。手入れに出す前に、もう一度着ておきたかったのです。

2011年08月 花火文の浴衣


6年間、沢瀉文で通したのは、ほかに欲しい文様の浴衣に出会わなかったから。
花火21で、今年みつけたのが、この花火文様の浴衣であります。淡い水色にゴールドの花火。実物は、もっと上品なゴールドですが、写真だといまひとつですね。
黒地帯のお気に入りは雪華文。花火とあわせるのはどうかなあ。と、とりあえず蛍の帯を締めてみましたが、もっとピッタリのをみつけたいと考えています。