今年の弘道館歴史講座は、天皇シリーズなので、楽しみです。この日は、宇多天皇。お茶室でお抹茶を頂けるのも嬉しく、お菓子はもちろん老松さん。
この後、漢字ミュージアム敷地内で開かれている祇園大茶会へ。と思ったら、大粒に雨が降っており、雨支度をしなかったことを後悔。マンションを出たとき小雨に気づいたけれど、タクシー呼んでいたから、そのまま出てきた私。その前に誤飲事件があり、すでに遅刻だったので、7階まで戻る選択をしなかったのでした。
やはり弘道館講座に来ていた茶友の車に便乗して祇園についたときには土砂降りで、後悔はクレッシェンド状態に。
まずは吉田さんのところで、ほっかほかの鍵善製お饅頭を。湯気が写っていますよ。藪ノ内流の松竹梅茶箱が素敵でした。到着してすぐの写真だから、雨で膝のあたりが濡れているの、トホホ。
続いて、岩井さんの初午尽くしの席へ。初午は過ぎていたけれど、このconceptにまとめたとのこと。伏見稲荷で授与されているお稲荷さんグッズがあふれていました。よって、犬の帯ではまずかったかしらね。お席が終わってからの撮影では、コートを羽織りました。あ、いずれの写真でも指輪していますが、お茶頂くときには、はずしていますよ、ちゃんと。帯締めに通しておくんです、なくさないように。
カテゴリー: 秋尾沙戸子のきもの適齢期
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
2018年2月 立春大吉
2018年2月 蘆山寺の鬼おどり
節分の記事を書くために、蘆山寺の写真が必要ということで、蘆山寺鬼おどり初体験。招待客の席に座っているように言われ、この状態。鬼の御加持の後ろにいるので、みんなの目にさらされているとは思っていたのだが、マヌケな顔をしていたら、たまたま境内に来ていた友人が撮影して送ってきた。
蘆山寺は御所東にあり、紫式部の邸宅跡としても注目されています。最低限、鬼門の吉田神社、裏鬼門の壬生寺をまわる人が多い中、さらに蘆山寺もまわるとなれば、根性が要ります。でも、鬼が暴れて、護摩炊きをしているお堂の中に入り、回心するという構成は見事で、太った着ぐるみの鬼の踊りは、一見の価値があります。
帰りに寄った下御霊神社の写真をとりあえずアップしておきます。鬼は氏子の若者が扮していて、蘆山寺の後では痩せ細りぶりが情けなく、物足りない。日本酒と甘酒の接待がありましたので、ちょっと酔いました。
上御霊神社では御霊太鼓の奉納があります。昨年に続いて訪れたかったのですが、疲れはてて断念。
2018年2月 黄な粉がこぼれた!
2018年2月 これが噂の懸想文
2018年2月 梅の帯で節分会へ。鬼はゆるキャラ?
京都の節分は忙しいんです。2日3日は神社仏閣で追儺式(鬼やらい)が斎行され、それをいくつもめぐることになる。
鬼門の一番人気は吉田神社。2日の夜に行われるのだが、そちらは取材許可をとっての撮影だったので、着物は遠慮した。観客の前でしゃがみ込まねばならず、和服では同業者の顰蹙をかうからです。
3日の14時15時がピークで、どこを選ぶかが悩みどころ。今年は取材で蘆山寺に14時入り。よって、その前に13時から斎行される聖護院へ。早めに着いたら、鬼が子どもを脅したり、参拝客との2ショットに応じたり。ここは取材ではないので、私も記念撮影させてもらいました。
吉田神社でもそうでしたが、昼の部の鬼はゆるキャラか? 記念撮影に応じてくれるのです。
2018年1月 オープンカレッジ@大分 夜楽
2018年1月 オープンカレッジ@大分 講座編
2018年1月 エンジン01オープンカレッジ@大分 初日
2018年1月 新年を寿ぐ神事体験
昨秋、神明舎という大人の学び舎を立ち上げました。
今年の私の講座は、ゲストを招いて日本の神髄について語り合うトークセッション Akio SatokoのA-Studio。初回は、上御霊神社小栗栖禰宜をゲストに神事のあと、神道の本質について語っていただきました。
直会の後は神明舎オーナーの富家大器さんの誕生祝、茶友吉田市蔵さんの退職祝で盛り上がり、すがすがしく、かつ温かい会となり、皆さまに感謝しております。
まだ早いかと思いつつ、梅文の訪問着に、稲穂の帯。