石榴文様

ざくろ帯2-150x150ざくろ-150x150急に寒くなりました。自然に着物は袷を選びたくなります。

この季節、お店にザクロが並んでいるのを見ると、嬉しくなります。これらの帯を締めようと思うから。着物の文様としての石榴が好き。九谷焼にもよく描かれています。中国では吉祥文様ですから。左は染帯、右は刺繍帯(裏は椿)。いずれも、かわの屋さんで購入しました。

幼いころ暮らした名古屋の家には石榴の木があり、母がそれをもいでは食べている姿が印象に残っています。私も子どもなりにコーンを食べるようにツブツブを摘んだり歯でかじったりして食べたものです。いまではイラン産ザクロジュースを買って飲んでしまいますけど。

 

YUKI TORII コレクション 2014春夏

コレクション★-214x300昨夜はYUKI TORII 2014 春夏コレクション。このために新幹線で東京へ。可憐な服が続々登場。でも、例年の春夏に比べると色は少ないかもしれない。シルバーが多かった印象だ。

レセプションパーティで、はこだて未来大学の美馬のゆり博士と撮影。美馬先生もこの日、北海道からやってきたのです。鳥居ユキの求心力、おそるべし。

二人とも、2013年秋冬を着ています。濃紺のパンツスーツ。私にしては地味な色合いなので、シルバーのネックレスと同じブローチを袖口に持ってきました。

粟田祭の神仏習合

今日も陽射しが強かった。日向にいると暑さが際立つのだが、肌をなでていく風がそれを否定する。すぐにでも木枯らしに変身しそうな怪しげな気配なのだ。秋が足早に過ぎて、冬がやってきそうな予感がする。

粟田神社の渡御行列を観にいった。今日は神輿が練り歩き、青蓮院門跡に入って神仏習合の神事が行われると聞いたからだ。

何年前のことだろうか。平安神宮近くの美術館に行くのに、八坂神社から散策しつつ、吸い寄せられるように入った青蓮院。その後、粟田神社に迷い込んだ。その思い出深い神社と寺院で神仏習合の神事があると知れば、ご縁と思わずになんとしよう。

この祭りの特徴は神輿に先立って、町内の疫神を鎮めるという「剣鉾」の存在。長さ6mほどの棒に剣先が取り付けられ、空に向かって揺れる様が美しい。鈴らきしものがついていて、その音色がなんとも心地よいのだ。空気を浄化するだけでなく、人間の気持ちも癒してくれる響きだ。

重さは40キロ近くあるという。基本は横にして移動し、然るべき場所に来ると 建て、腰につけた差し革で支えてバランスを取りながら練り歩く。この鉾差しができるまでに3年前後を要する技らしい。粟田祭では、6基が練り歩く。

 

神輿が青蓮院門跡の中に入ると、まず神道のやり方でお供えがなされて粟田神社宮司が祝詞をあげた。続いて青蓮院門主が玉串を捧げた後に、天台宗の修法で浄水を柳の枝で灌頂した。少なくとも私の位置からはそう観えた。

明治維新以前には、神仏習合が当たり前だった日本。その儀式が粟田神社で復活したのはいつなのか。前の晩は知恩院との神仏習合の儀式。まずは仏式の法要。般若心経の読経を経て、神事が行われるという。

粟田神社は祇園感神院新宮。なるほど、祇園祭と通じるものがあるわけだ。

★写真は後日アップします。

 

富士山リマインド希望

東京へ向かう新幹線、昨日はめずらしく富士山を通過する際、アナウンスが入った。以前は当たり前だったこのアナウンスも、頻繁に東阪往復するサラリーマンから「うるさい」とクレームが入って途絶えていたという。いつもタイマーをかけて富士山を拝む私にとっては、うれしいサービスなのだが。

今日の東京28度、京都は30度を越えるらしい。今日も半袖で出かけねば。

NY市場は円安ドル高、ダウは久しぶりに上げている。FRB議長バーナンキ後任にイエレン氏が指名され、出口戦略も慎重になるとの安心感からだろうか。日本株も今日は値上がりするかも。

アメリカは週末、リビアとソマリア2箇所で、対テロ奇襲作戦に出た。ソマリアでの標的は先月、ケニアのショッピングモールを襲撃した「アッシャバーブ」拠点。リビアではアブアナス・リビ容疑者を拘束。彼はタンザニアでの米国大使館爆破テロの首謀者として、米国が15年追っていたアルカイダ幹部

小泉元総理の脱原発

  1. 小泉元総理の脱原発発言の真意はどこにあるのだろう。唐突にこのタイミングで発言したのには、何か彼に課せられた任があるはずだ。日本の電力業界が廃炉ビジネスに舵を切る動きがあるとか、秘密の代替エネルギーが存在するとか・・・。単なる政局狙いや日本を貶める悪いシナリオでないことを祈ります。

あべ一座旗揚げ公演

@NHKBSアーカイブズ。「あべ一座旗揚げ公演」放送中。宮藤官九郎さんによる、全国の「あべ」さんばかりを集めた歌謡バラエティーショー。先ほどまで放送されていたメーキングを観る限り、クドカンの才能満載、かなり面白そうです。テレビが観られる人、観てみてね。

おそらく「阿部一族」から思いついたのだろうけど、ドラマ「あまちゃん」に「あんべちゃん」がいたのも、ここの延長にあるのかなあ、などと思いつつ・・・。