2019年8月 誕生日、昼はアマンへYUKI TORIIのスーツで、夜の神宮花火は花火文の浴衣で

残暑お見舞い申し上げます。

8月10日、無事に誕生日を迎えました。支えてくださった皆さま、ご先祖さまに感謝です。ありがとうございます。

今年は神宮の花火大会が誕生日と重なったので、東京で過ごしました。大きなビルが建って、数年前には西麻布宅からは縦半分しか見えなくなっていたはずの花火が、なぜかフルで見られたのは、打ち上げる位置が変わったのでしょうか。若いころは友人を呼んでベランダから眺めたものでしたが、片づけるガッツのない昨今は、エレベータホールからの鑑賞。

そこへ、老夫婦がエレベータから降りてきて、想定外の花火に感激しています。お向かいに越してきたお二人と私が会ったのは、この日が初めて。階下で暮らす娘さんに誘われて入居したらしい(子育て助けてもらうのが狙い)。

私はといえば、ドアにある長刀鉾の粽や伊勢の「蘇民将来家の門」と書かれた注連縄について言い訳を始める始末。「知ってますよ、私たち大阪から来たから」との答。理解ある隣人でよかった。

浴衣は花火文。誉田屋製。洋服は、アマンでバースデイランチした際に着用、鳥居ユキデザインです。5年ほど着ていなかったのを引っ張り出して着ています。サンプルの一点もの。バッグはCOACH。大丸のセールで。アメリカにいたら、もっと安く買えるのだが、と思うと、日本ではセールでしか買いたくないワガママな私。サンダルも大昔のジョルダンのミュールを引っ張り出しています。最近はバレエシューズしか履いていないので、ちょっとヒールがあるだけで足が細く見えて、びっくりです。

この季節こそ、『ワシントンハイツ』を読んでくださいね。戦争犠牲者の御霊が帰ってきているいまこそ、戦争について、戦後占領期について考える意義があります。ぜひ。

 

長崎原爆忌。黙祷を忘れないで

今日は長崎原爆忌。NHKの中継は10時50分から。11時2分に黙祷です。家にいる人、移動中の人は、黙とうを。

今秋にはバチカン法王が来日されます。原爆投下のこと、隠れキリシタンのことが注目を集めることになると思います。

『ワシントンハイツ』(新潮文庫)2刷が店頭に

ベランダに出たら、夜風に秋の気配を感じました。そういえば今日は立秋。1年が足早に過ぎていきますね。

『ワシントンハイツ』(新潮文庫)の2刷が出回るようになりました。秋には、「いだてん」でワシントンハイツ返還問題+選手村が取り上げられます。増刷は韋駄天さまさま、感謝です。今年の祇園祭には、北観音山の韋駄天像に何度も手を合わせました。

アマゾンでは最初の入荷分がすぐに売り切れとなり、ようやく追加分が入ったので、いまなら即お手元に届きます。注目度の高さは、実はジャニー喜多川さんの訃報によるものでした。ご冥福をお祈りします。

ワシントンハイツは戦後すぐ明治神宮の隣に作られた米軍家族住宅。「ジャニーズ」は、そこから誕生しています。テレビでは言及していませんが、喜多川パパは、高野山米国別院の開教師でした。第14章に記していますので、ぜひ読んでくださいね。

 

原爆の日

今日は原爆の日。家にいる人は慰霊式典の中継を見て。通勤途中の人も、8時15分の黙祷を忘れないでね。

犠牲になった人びとを思い出すことが、戦後生まれの私たちの任だから。

 

今日は八朔。そして「博物館は生きている」

今日は八朔。京都では、茶道関係者が家元にご挨拶、花街の芸舞妓も挨拶まいり、とカメラおじいさんたちにとっては、嬉しい日なのであります。私はといえば、上賀茂神社の月次祭に参列しようと当初はもくろんだのだが、新幹線の始発に乗らないと間に合わないので断念し、一旦家に戻ってから一人朔日詣り。おそらく38度。境内さすがに参拝客まばら。奈良の小川でしばし涼んでみたものの、やはり暑い。

その後、ひとつ用事を済ませて、「明日の京都」主催のシンポジウム「博物館は生きている」@立命館朱雀キャンパスホールへ。9月に初旬に開かれるICOM応援シンポジウムです。

帰りは三条商店街を歩きつつ、祇園祭で神輿が立ち寄る又旅社に参拝して、喫茶店でレスカを注文。このあたり、祇園祭の還幸祭ではあんなに混んでいたのに、今日はとてもとても静かでした。その後、つねに行列ができているケーキ屋さんがガラ空きなので「10分モンブラン」に初挑戦。写真はのちほど