2018年12月 をけら詣り

京都恒例の八坂神社の朮(をけら)詣り。縄に火をつけてから、消えないようにぐるぐるまわして人々が夜道を歩く風景は、久しく京都の大晦日の風物詩でした。をけら火でお雑煮を作ると、一年間無病息災に過ごせると信じられているのです。

それも、この数年で減ってきたように感じます。火縄をぐるぐるまわしながら家路につくのが、公共交通機関での移動するとなれば難しく、くわえて、マンションのガスレンジだと、火がうまくつかないのです。かくいう私も、蝋燭に一度移すなどして格闘したのですが、一度も上手にできた試しがありません。

このあとは六角堂で鐘つき、徹夜して5時からの歳旦祭@上賀茂神社に臨んだのであります

画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、立ってる

2018年12月 冬至 昼の部

冬至ですもの、南瓜を食さねば。と思っていたら、芦屋近くの奥池豪邸で頂くことに。最初にサラダ、それからピザやポテトやスープ、後にはケーキが。写真のプレートに載っているのは南瓜、サツマイモ、栗、チキン(丸焼きを切り分けたもの)。最近、内臓の調子が悪かった私ですが、いずれも美味で美味で、陰の気を飛ばして陽(ポジティブ)な気持ちにしてくれました。

このあと、京都に戻り、弘道館へ。

2018年12月 祇園大茶会の着物で晩秋の弘道館へ

掲載忘れていましたので今頃・・・。春に開かれた祇園大茶会、中山福太郎君のお席。金髪の女の子も加わって、楽しいお席となりました

追伸:この着物で晩秋(といっても12月初め)の弘道館へ。春は桜色の帯、晩秋はもう少しオレンジ色、ハイビスカスで染めた糸でおられたもので。

2018年11月 楽書会京都展

楽書会京都展。先生の講評が早く終わったので、ツタヤ上までコーヒー・ブレイク。

印傳の葵の着物に★の帯。お太鼓には梟が浮き上がりますが、「太一」という文字を書いたゆえ。太一とは、古代中国において宇宙の根元、北極星を表し、日本では天照大神を表すのです。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、Akio Satokoさんを含む、、スマイル、座ってる(複数の人)、テーブル、室内
画像に含まれている可能性があるもの:室内

2018年11月 正倉院展へ 紅葉と菊の刺繍帯で

日曜日は1日フル回転。朝は金毛院の月釜。午後は吉田塾(山鉾連合会前理事長による講座)。そして、17時半の近鉄特急で奈良へ。月曜日で終了する正倉院展を観るためです。閉館1時間半前なら空いていると思ったのだけれど、甘かった。子ども連れも多く、結構な混雑。それでも、昼間よりマシだったと信じたい。

刺繍帯の、お太鼓は菊、前は紅葉。正倉院展を意識して、螺鈿の帯も候補だったのだが、季節優先で。

2018年11月 エンジン01@釧路 無事終了

エンジン01@釧路、無事に終了しました。11月2日から4日まで、日本の文化人が釧路に集合(ほぼ年に一度、地方都市に出向いて、ノーギャラでコンサートに出演したり講座を持ったりしています)。このあと、時系列で報告しますね。

「あたらしくしろ」はエンジン01のオリジナルコピーです(JALの荷物運搬車にある「くしろよろしく」は、行政が考えたキャッチらしい)。

写真は、香道志野流の若宗匠・蜂谷宗苾さんと。源氏香文の着物にすぐ反応してくれました。帯はもちろん・・・丹頂の釧路ですから。

エンジン01@釧路2日目

エンジン01@釧路2日目は、朝から講座がびっしり。「ミシュランガイドをガイドする」では、料理評論家の山本益弘さん、料亭「金田中」ご主人の岡副真吾さんと、ミシュランの歴史を振り返り、普通なら知りえない昨今の裏事情をご紹介。「トランプはなぜ強いのか?」では、元防衛大臣で拓殖大学総長の森本敏さん、元NHK解説委員の高島肇久さん、高野孟さんと各々のアメリカ政治論を展開。「免疫力によるガンの根治」は西川伸一さんの独壇場。西川先生は本庶先生の後輩ですが、この講座、ノーベル賞発表の前から完売でした。このテーマへの人々の関心の高さが伺えます。血管が専門の東大の栗原裕基先生は専門的見地から、私と下村満子さんは患者目線での突っ込みをさせて頂きました。毎年、写真を撮り忘れるので、今年は精力的に、のつもりが、最後のコマでは初対面という緊張感もあり、放念してしまいました。