2017年3月 萌黄色の道行コート 大徳寺のお茶会へ


母の道行コート。久しぶりに着ました。冬は寒くて、カシミヤ100のコートに頼ってしまいます。なので、しばらく封印していたのですが、今年から復活。
自分で誂えた鶸色のきものと妙にあうので、うれしくなりました。

この日は「古渓忌」。暖色はふさわしくなかろうと迷いに迷って、鶸色の色無地(一つ文)を選んだのですが、しかしながら、大仙院のお茶会は堅苦しくなく、気楽な洋装の旅人も数人いました。とはいえ、朝いちばんのお席の前に法要が営まれので、色無地は参列にはふさわしい選択だったいえましょう。
鶸色も萌黄色も、満開の桜の中でこそ際立つ色。手入れの行き届いた大徳寺の中では、緑の中にすっかり融け込んでしまいました。

 

2017年3月 名残の梅@京都御所

新島襄記念館での講演を聴く前に、名残の梅を観に、京都御所へ。
半分くらい散っていたでしょうか。だからといって、桃は未だだし、でも、椿が美しく咲いていました。西園寺邸跡に。
この後、20代のときに誂えてもらった小紋に、梅の帯を締めてみました。微妙にブリブリして見えてしまいますが、講演会の後、京紫のショールを纏って寺町通を歩いていたら、「いやあ、きれいな紫、素敵やね。よう似合うてるわ」と、京都弁で声をかけてもらいました。嬉しかったあ。

2017年3月 早咲きの長徳寺オカメ桜

早咲きの桜を探すなら、出町柳の長徳寺。カメラマニアの間では有名なのです。
吉田塾仲間の八木沢哲雄さんのご相伴にあずかり、桜狩りへ。
朝9時に集合。カメラを向けていたのは、わずか6名ほど。よって、桜バックの写真が可能になりました。
実はこんなに咲いていると思わず、桜色の着物を纏ってしまった私。花の色と重なりそうで、しかし濃淡が面白くもあります。
このオカメ桜は、カンヒザクラとマメザクラの掛け合わせらしい。ボリュームがあるので、桜を目指して京都を訪れ、期待を裏切られた人々には、救いの女神とさえなり得ましょう。

2017年3月 伊勢神宮参拝 まずは二見から

先人は、二見が浦で禊をし、お伊勢参りをしたといわれています。正しい参拝の順番は、まずは二見興玉神社、そして外宮です。
外宮内宮での御垣内参拝のために、紋付の色無地を選びました。
この日は風がとびきり強く、着物の裾も袖も、びゅんびゅん舞いあがりました。袴をはきたいと思ったほど。海に近いから余計です。手で押さえるのに必死。髪もぼさぼさです。

2017年3月 ひいなの帯で、杉本家へ雛飾りを観に


杉本家の雛飾り、公開最終日に駆け込み入場。
杉本家に代々伝わる明治時代の有職雛は「源氏枠」という吹き抜けの御殿飾り(写真上)。ほかにも歴代当主夫人の生家から贈られた享保雛や古今雛、立ち雛、市松人形など、時代もいろいろです。雛飾りは本来、内裏雛だけが基本で、三人官女や五人囃子は、後から加わったのだそうです。

さて、この日の装いは、ひいなの帯を20代に母が誂えてくれた小紋にあわせてみました。
ひいなの帯はずっと探し続け、昨年ようやく出会ったのです。内裏雛とともに鳩が描かれているのだから酉年にふさわしい――。などと勝手に決め、雛飾りを見て歩きました。着物は、先日の青の紬のほうがインパクトはありますね。少なくとも、現代的な印象にしあがります。

2017年3月 古渓忌の茶席へ


大徳寺大仙院へ。色無地に尾長鳥帯を締めて。纏っているのは母の道行コート。久しぶりです。
緑の草履は、ゑびすさんの帰りに、祇園ない藤さんで求めました。写真を撮影するのに、苔には触っていません。石の上に乗っています。
横からを見たくて、街中のガラスに映った姿を自撮りしています。

2017年3月 紅椿の帯で、花灯路の石塀小路へ

先日の吉田塾の後、花灯路の石塀小路を歩きました。この日が最終日。
東山花灯路は、八坂の塔から北へ、東山界隈の神社仏閣がライトアップされる春の行事です。なかでも路地行燈に照らされた石塀小路の風情は、なんとも幻想的で、人が少なければ、そこに身を置くだけで、とても幸せな気持ちに浸れます。
写真はすべて、塾仲間の八木沢哲雄さんにお願いしました。夜、人のいない隙を狙って撮るのは難儀で、感謝の気持ちでいっぱいです。
足元にご注目あれ。祇園ない藤さんのお草履のデビュー。緑と黄色のコンビなので、この帯なら合うと信じて。後ほど、草履そものをアップしますね。
撮影の後は、ぎおん楽楽へ。ご紹介頂いた女性客陣のコメントは、帯が変わっているから気になっていた、でした。随分前にアンティークのお店で購入。当時は、誕生石のペリドット色にこだわっていたため、目に入ったのだと思います。東大寺修二会のころに締めたくなる紅椿文。作り帯に加工してあるので、急いでいても、すぐに締められます。
書きながら気づきました。この帯にはペリドットの指輪が似合ったのに、すっかり忘れていました。

2017年3月 北野天満宮へ 梅文の帯で

IMG_0190 明月舎眩しすぎる陽射しなのに大粒の雨。抜けるような青空が広がっているのに、頭上にだけ薄い雲。そこから、かくも大粒の雨が降らせるなんて。文字通り天気雨の北野天満宮へ和服で出向いた私には、大粒の雨が恨めしく、つい愚痴っぽい文面になってしまいます。IMG_0202 北野天満宮 天気雨
この日は風も強く、境内の梅も散いそうな勢い。右の写真をクリックしてみてください。花びらが舞っているように見えますが、これらは大粒の雨なのです。
IMG_0162IMG_0155訪れた目的は、明月舎でのお茶会。母の小紋に梅鉢文の帯を締めました。

2017年3月 梅小路公園

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先日の続き。桂離宮を出たところで、バスをみつけ、乗車。京都駅西、交通博物館近くの梅小路公園へ。
梅小路というからには、梅の木があるはず、と探したら――、ありました。一番奥に。いや、最も京都駅から近いのかもしれませんが、なにせ交通博物館のほうから歩いたので、遠いのなんのって、歩き疲れました。★P1230704
梅はたくさん咲いていました。でも、庶民の梅です。桂離宮とは空気が違う。梅の花に埋もれての写真を撮りたかったのだけれど、これが限界でしょうか。どんどん暗くなってきました。