2011年04月 母の大島と琉球絣の帯

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すそまわしと胴裏の染みが気になったまま、仕立て替えていない大島です。身幅がないので、母の若い時のものと思われます。
黄朽葉色の花が見えるよう撮影しようとしたのですが、難しかった!  肩と袖に花があるのです。
帯は琉球絣。きものを始めてまもなく、青山みともさんで購入したものです。
ずっと以前に買った三つ編み風のカチューシャは、上にボリュームを作るのに貢献してくれます。

2011年05月 根津美術館にて

杜若
根津美術館の杜若を背景に写真を撮ってもらいました。20代のときに母が仕立ててくれた小紋です。きものを始めたころは大胆な幾何学文様のお召しや個性的な花文にばかり目がいって、この小紋は若作りにしか見えないと思い込み、袖丈が5寸のまま直すこともなく、箪笥にしまっていました。
杜若を意識して、紫地に花鳥の刺繍帯を締めてみたのですが、柄柄で少しうるさいかもしれませんね。幾何学のほうがシンプルでいい。以前、かわの屋さんで購入して、この日が初お目見え。まだ硬くて締め辛かったです。
五寸の襦袢は少なく、赤を着ています。汗ばむと胴裏に赤くにじむので、紅花染めのように思われます。

2011年04月 小紋 更紗風

 小紋はあまり好みではない上に、こんな地味な色合いが似合う日はずっと来ないと思っていたのですが、大丈夫になってしまいました。自粛モードでなければ、袖を通さなかったかもしれません。
青い帯は縮縮のミロです。名古屋だから締めやすい。朱や江戸紫でも合いそうですね。
何がおきてもおかしくない昨今、できるだけ多くの着物に息吹を与えて記録することで、母と祖母の供養になればと考えています。

2011年04月 鶴と蜘蛛と水仙と

母結城+花札晩年ふくよかになってから母が着ていたであろう結城紬。身幅がありすぎて上半身がもごもごする上、結果的には太って見えるのが難点です。すっと着るには、身幅は結構重要です。
先日の朱地の帯よりも、このほうがしっくりくる気がします。かわの屋さんで購入した、このアンティーク帯は綿なので、結城の上から結ぶには滑りが悪いのが難点です。即座に二部式にしてもらいましたが、滑りの悪さは解決しません。水仙や鶴や蜘蛛が花札の中に描いてあります。面白い構図に一目ぼれ。
襦袢は紫織庵さんのエンジェルです(2010年10月参照)。黒地の蜘蛛の巣は、半襟をつけていなかったので断念。着る段になって半襟に問題があり、きものごと着替えることもしばしば。半襟の手入れは大切です。その点、夏は麻の襦袢ごと洗えるので楽です。

2011年04月 白大島@出版記念会


みやこうせいさんの出版記念会@ルーマニア大使館には、母の白大島を着ていきました。
私には地味な気がして箪笥に眠っていた白の大島。震災の後、2010年03月に記録した夜桜文では華やかすぎると判断し、しかし春のやさしさを出すには、泥大島では重過ぎるので、これを選んだというわけです。
帯は縮々の青、スペインのミロの絵を模して織られたもの。せめて半襟には桜を、と藤色の半襟を選んだため、帯揚も同系統にしましたが、帯締に近い色でもよかったかもしれません。

2011年03月 木の葉を描いた帯


いつまでも地震を恐れていては何もできない。外で被災して遠くの避難所に行くことを考えると和服で出歩くのは勇気がいります。でも、家の中なら安心。元気を取り戻すべく、着物を着て写真に残すことにしました。これは、その第一弾。
平成になってから母が購入したと思われる結城紬です。仕立てが私には大きくてびしっとは着られませんが、歳を重ねたら、顔には馴染んできました。帯は母が若いころから持っていたのではないでしょうか。朱地に葉が描かれています。葉脈は朱抜き、透き通った感じを出しているのだと思います。

2011年03月 週刊ブックレビュー&エンジン01@長岡


NHKBSの週刊ブックレビューには、祖母の結城紬を着て出演しました。
2月に長岡で開かれたエンジン01オープンカレッジでは、いつものように誉田屋さんのゴールドの帯を締めましたが、今回は壁画を思わせる魚の絵が描かれた緑の帯を締めてみました。結城にあわせたのは初めてです。帯揚げはバンコクで買ったパープルですが、すそ回しと似た色です。袖口にもご注目を。
2007年の書展でも、ゴールを締めています(右)。受付や四隅の係は塾生の仕事です。