

染司「よしおか」の吉岡幸雄先生が菊池寛賞を受けられたので、その授賞式に伺いました。
2009年5月の祝宴では、同じ組み合わせに、帯締めと帯揚を空色にしていましたが、今回はクリスマスを意識。帯揚は赤、帯締めは緑にしました。
本当は吉岡先生のお父さまの帯がよかったのですが、それに合う着物は単衣で12月に着るわけにはゆかず、断念したのでした。
カテゴリー: 秋尾沙戸子のきもの適齢期
「きものを着たい」と思った時が適齢期。形見が舞い込んだ時、海外暮らしを終えた時、日本人の心を確かめたくなった時――。ワシントンDCでの中年留学を機に始めて18年。祖母・母・娘と三代続く着道楽の血が騒ぎ、粋に着こなしたいと奮闘中。失敗例も含め、適齢期を迎えた方々のヒントになれば幸いです。
京都での10年を歳時記にまとめた『『京都で、きもの修行:55歳から女ひとり住んでみて』が世界文化社より出版。日々の着こなしの写真は、インスタグラムに掲載。
2010年11月 従弟結婚式

94歳で他界した母方の祖母。七人の孫の最年少が、明治神宮で結婚しました。といっても40歳にて初婚。最年長の私は色留袖で出席しました。
彼のすぐ上の姉のときには黒留を着ました(2002年11月参照)。嫁ぐときに母が持たせてくれた、桐の花に鳳凰文。派手です。今回は既婚の彼女が黒留で加わるので、私は色留を選んだ次第。もちろん、母の形見です。
祖母にとっての初孫の私がウェディングドレスを着たのは25歳のとき。そのころは叔母も現在の私より若かったはず。黒留は若いころに着ると美しいものです。参列者のことを思えば、早めに結婚するのが親孝行かも。
黒留は裾模様が勝負。でも、着席していまえば、みな同じにしか見えません。入り口で挨拶に立つ新郎新婦の親や仲人夫人でもないかぎり、裾模様は見てもらえないのが残念。その意味でも、子どもが年頃になるまでは、色留のほうが重宝します。
2010年11月 ラジオ出演
2010年10月 新橋演舞場へ
新橋演舞場へは、紺のお召しで出かけました。実は、単衣なんです。地味なので、ずっと奥にしまいこまれていました。母が着ているのも記憶になく、あまり我家では人気がなかった気配。
あるとき、20代に締めていた綴れ帯を乗せてみたら、結構いい感じ。濃紺が入っているのがいいのでしょう。なので、袷にしようかどうか迷いつつ、10月なのに、これを着た次第。銀の大降りの水玉が、雪のようにも思えて、この着物で色々遊べるかもしれません。
千秋楽間近。夜の外気は少し涼しげですが、劇場の中は時折、汗がにじんだくらい。袷を着たら、どうなったことやら。
今回は、7代目、8代目、9代目坂東三津五郎丈の追善公演。8代目は日本エッセイストクラブ賞受賞者の先輩でもあります。その意味で、今回の追善公演は、なんだか身近に感じた夜でした。
2010年10月 襦袢 天使
2010年09月 立涌のお召し
2010年9月 綿の幾何学
2010年09月 襦袢 くもの巣
以前にトランプの襦袢をご紹介しましたが、それ以外にも、結構、集めました。くもの巣だけでも3種類。左は白地に鼠で蜘蛛の巣が描かれた絽の襦袢。五寸と三寸の両方を仕立ててあります。真ん中は、ネットで買った白地の襦袢。袖を単衣にしたてました。右は袷の襦袢。黒地に銀で蜘蛛の巣を描いてもらいました。









