2017年11月 植物園に行こう!

そうだ、植物園に行こう!
と思いついたの、少し遅いかもですが、それでも見事でした。池のほとり。
何よりブライダルの撮影で混んでいるに驚き。色々な業者が競って、何組ものカップルの撮影に挑んでいました。肌を出しているので、寒そうでしたよ、ドレスの花嫁さんたち。

2017年11月 高山寺へ鳥獣戯画の帯で

神護寺は色づいていると聞いて、焦って向かったのが高山寺。鳥獣戯画の帯を締めて訪れたかったのです。
しかし、早すぎましたねえ。同じエリアでも、神護寺より遅いらしい。鳥獣戯画レプリカ展示の横で撮影を試みましたが、お庭が寂しすぎました。

2017年11月 上賀茂神社の相嘗祭へ、稲穂の帯で

 

今年も相嘗祭(あいなめさい)に参列しました。この日は陽射しが強く、照葉も水面も例年にも増して眩しく、神事の後はより一層、境内の気が澄み渡って、右のような写真になりました。
相嘗祭とは古代、神嘗祭に次いで新嘗祭の前に、天皇がとくに信仰される近畿を中心とした71座の神々に新穀と新酒を奉った祭儀です。いまでも続いている神社はほとんど無く、上賀茂神社は貴重な存在。直会(なおらい)も、白酒(しろき)でした。

今年はもちろん、稲穂の帯。このために探しあてた帯ですから。神職さんも、すぐに反応してくれました。きものは、上賀茂神社の神紋である二葉葵を意識して、葵文の辻が花。
この帯を締めて、早く伊勢神宮に参拝したいなあ。
追伸:左下の写真、左半分は地面ですが、右半分は水面。

 

2017年11月 吉田塾の後、国宝展へ

吉田塾で、小袖の講座。紫の着物には藤と牡丹が刺繍されている。中には、うっすらと真綿。萌黄色は藍を使って出すのだが、白い部分は糊で伏せ、雪景色を描いている。吉田先生によれば、芝垣と黒木の鳥居から、テーマは「野宮」、きっと「源氏物語」がお好みなのだろう。お召し物からそう推察するのが、当時の上流階級のセンス。そう、お金だけ持って偉そうにしている現代の富裕層とは違うのです。
懇親会には参加せず、国宝展三期最終日へ駆け込み。金印に並ぶことは選ばず、後ろから観て、扇面法華経と平家納経をじっくりと観賞。
一期はご招待の方のお相伴にあずかり、二期は土曜日18時半に入館。混んでいる展覧会のコツは、金土の夜。20時まで開いているので、18時半から19時に滑り込むのが賢明なのです。
とらりんと写真を撮るなどというミーハーなこと、恥ずかしいと敬遠してきたのですが、バッタリ遭遇したので、塾仲間の大沼さんに撮影してもらいました。わ、化粧薄すぎて、帰宅してから大いに反省。
帯は南天文。早いかなあと思いつつ、しかし、あちこちで紅葉に隠れて色づいている南天の実をはっけんするにつけ、自ら纏いたくなったのでした。
そして、最後に訪れたのは、都の祭研究会の展覧会。吉田塾仲間の中野カメラマンの作品を観るためでしたが、私が姉小路と綾小路を間違えていたため、搬出作業に取り掛かっている最中、無理矢理見せて頂いたのでした。

2017年11月 御寺 泉湧寺

泉湧寺本坊。特別公開で初めて中に入り、歴代天皇のご位牌に手合わせしました。撮影禁止なので、写真はありませぬが。
菊の手水鉢に注目あれ。私の向こうの建物の中にお位牌が祀られているのですが、日ごろは、この敷地から拝むしかないのです。
それにしても、本坊庭の紅葉の美しいこと。気が澄んでいて、ありがたい気持ちになります。

2017 年11月9日 朝活@平安神宮界隈

茶友が岡崎での朝活を呼びかけたので、即、名乗りを上げて、参加しました。早朝に外で頂くお茶の美味なこと。しあわせなひととき。
平安神宮の一の鳥居が私の背後に見えるロケーション。ロームシアターのすぐ近くです。

アイフォンで写真に収めてくださった男性含めての野点。何してはんのやろ、仲間に入りたいなあ、というオーラとともに、朝散歩の熟男熟女が、いぶかしそうに私たちを覗いていきました。
帯はリバーシブルの刺繍帯。前には紅葉、お太鼓はザクロ。
ちなみに、今日はベルリンの壁崩壊から28年。日本は平和だと、つくづく思います。

2017年11月 稲穂の帯@懐石秘密箱「開炉」

月に一度、懐石の勉強に励んでおります。私がお茶を習っていた時代は、お点前中心で、茶事の経験はとても少ないまま年を重ねたことを恥じておりました。このような機会が巡ってきて、とっても嬉しい。
11月は茶道のお正月。口切の茶事を意識しての献立でした。ゆえに、稲穂の帯です。きものには、松竹梅菊楓の刺繍がほどこされております。