2016年02月 喪の装い

IMG_9540 法要帯命日は3月5日なのですが、それより早く、2月28日に、親戚の人々に集ってもらい、父の十三回忌の法要を行いました。
帯は母のもの。着物は、本当は濃くて深い色で、艶のない色無地がふさわしいのでしょうが、色を決められず仕立てそびれたので、これにて。
もちろん、お寺での法要には、帯締めと帯揚げは黒です。甲州街道向かいにあるパークハイアットホテル「梢」での会食前に、明るい色に換えました。ホテルだと、男性の黒いタイをはずして下さいと言うリクエストも多いのです。

2016年02年 COREDO落語会

IMG_9539松竹梅帯東京・日本橋で落語を堪能しました。プロデューサーの山本益博さんが2年かけて口説いた鶴瓶師匠の「らくだ」は、75分に及ぶ長丁場ながら、引き込まれっぱなし。ドキドキしながら、たっくさん笑わせてもらいました。
古典芸能に造詣の深い小山泰生さんが80点をつけられた圓太郎師匠の「火焔太鼓」は、落語に明るくない私にも、ぐっときました。正当派の円熟みが伝わってきて、大人の笑いを教わった気がしています。
翌々日の法要で着るつもりの色無地。荷物になるので、帯だけ松竹梅にかえて会場へ。仕事帰りということもあって洋装のお客さんのほうが多いのですが、それでも、おしゃれです、東京のみなさま。

2016年02月 一周忌を前に結城を着る

IMG_9579ゆうき早いもので、坂東三津五郎丈が旅立たれて、一年が経というとしています。
この着物を句会に着ていったところ、三津五郎さんが袖に触れながら、「やっぱり結城はいいねえ」と褒めてくれたことを思い出しつつ、袖を通しました。
この結城は祖母の箪笥に反物状態で眠っていたもの。仕立てる前に現地に送ったら、槌で叩いてくれて、ほわほわになって戻ってきました。ある展示会に行ったら、結城ブースの若い営業マンが、やはり袖を触りに来たんです。「最近のは、こんな風にできないんですよ」。
赤い花は桐。葉がゴールド。素材としてはもう少し重い感じがいいのかもしれませんが、色からはいって、つい誉田屋のしずりの帯を合わせます。とっても軽くて締めやすいこともあり。
 

2016年02 生誕300年に若冲雉の帯

若冲 雉-236x300今年は伊藤若冲生誕300年。2月8日は彼の誕生日でした。
裏寺町の宝蔵寺では、彼が伊藤家のために建てた墓石も修復され、若冲の水墨画が特別公開されました。朱印-224x300最終日には誕生日の法要が行われ、写真のようなご朱印が用意されいて、びっくり。
お墓脇に写っている帯は「若冲の雉」といわれて手を上げてしまったもの。白梅錦鶏以外で、若冲が描いた雉は「樹花鳥獣図屏風」の中に出てくるくらい。そこから取材して描かれたものと思われます。

2016年02月 蜘蛛の巣文で六波羅蜜寺と聖護院へ

蜘蛛の巣3日には六波羅蜜寺で豆まき。こちらは土蜘蛛だから、面白い。裾まわしを蜘蛛の巣にしている青地の着物はあいにく染み抜きに出していて、この帯を生かすために緑の紬にしました。
つちぐも本堂の前に集う人々は、しかし「土蜘蛛」鑑賞よりも、蜘蛛の糸と福豆ねらい。この日は群集の後ろにいた私のところまで福豆が飛んできた。1袋だけれど、ありがたい。
夜は聖護院のお札焼きを経て、家で豆まき恵方巻き。

2016年02月 豆まき、鬼やらいへは梅文の帯で

梅帯 赤京都の節分は忙しいのです。2日に追難式や豆まきをしてしまう神社仏閣も多く、一般の人々も、3日、複数の神社やお寺をかけめぐります。
今年は親しくしている母子の息子さんが年男。2日には八坂神社で豆まきをされるというので、カメラ片手にはせ参じ、夜は吉田神社の鬼やらいへ。コートを纏っていたので、中は関係ないかもしれないが、気分は梅。
舞妓さんの写真は「サトラギ日記」で見て下さいね。

2016年正月 羽子板づくし

羽子板文に羽の帯
京都では、小正月の15日までが正月モード。それまでは松飾も注連縄も飾っているので、私も和服を着ています。
羽子板文に、その羽根と駒の帯を持ってきました。まあ、お遊びです。松竹梅ほど、お目出度感は出ません。子どもに接するときに使えるかと思って、昨年セールで購入。東京の羽子板市に行くときなどに使えそうです。
青い紬の上にも合わせてみました。着用した写真を撮り忘れたので、再び着た折にアップします。

2016年正月 裏千家初釜式へ

初釜2016上賀茂神社の白馬奏覧神事の後、境内で七草粥を頂、今日庵へ。
今年は、母が晩年に着ていたであろう訪問着を着るつもりでしたが、前夜、正月には地味と感じて、20代のときに誂えてもらった付け下げに変更しました。文様を勉強したいまとなっては、この着物の価値がよーくわかります。選んでくれた母に感謝です。
ところで、利休バッグは今日がデビュー。かづら清の宝尽くしです。下足のところで預けようとしたら、このバッグなら、そのままお持ちください、とのこと。いいものは違います。バッグの写真は改めて。