2013年3月 木蓮に小鳥の帯

木蓮の帯★
3月でも20度近くなると、明るい色を着たくなります。母の鮫小紋。色違いで祖母のは銀鼠色、生前、譲り受けました。不祝儀にも使えるとの伝言とともに。
アルバムにも残っているので、母もよく着ていたものですう。シミやヤケが気になってきました。この夏には洗い張りにして、抜本的な手入れを試みます。
桜の花に紛れて、ハクモクレンも咲き始めています。なので、この帯を試してみました。生地が厚いので、締めにくいのが難。

2013年3月 遅咲きの梅、梅文の帯

八坂神社201303北野天満宮の梅、今年は遅咲きのよう。こちらもつられて、3月なのに梅文の帯を締めたくなりました。でも、梅園は16時で閉まり、中に入れず・・・。
京都では、春のライトアップと「伝統産業の日」キャンペーンがほぼ同時に始まりました。日中は八坂神社のこの舞台(右)で舞妓さんたちが舞いを奉納しているらしい。夜は東山界隈で花灯路と称し、此処彼処に灯篭があしらわれ、風情が増します。中でも魅力的なのが石塀小路。人がいなければ、歩くだけで幻想の世界へ誘われます。散策するうち、浜作ではライトアップ期間限定で、サロンで天丼を頂けるとの表示を見て、2階へ。サロンの名にふさわしく、ライブラリーのような空間に、ソファとバーカウンターがあり、ゆったりとくつろげる。写真は化粧室の前。壁紙が面白い。
雲取りの中に青海波と菊があしらわれた小紋は、母の晩年のものと思われます。、初めて袖を通しました。梅文の帯はかわの屋さんで。先日観た文楽の八重垣姫は、こんな感じの帯を締めていました。

2013年 水仙の帯@伊右衛門カフェ

いえもん★
京都の室町三条で、前を通るとつい、ビールを飲みたくなるのが、伊右衛門カフェ。プレミアムモルツ生のハーフ&ハーフは、絶品です。軽い一品料理をも注文し、一人で過ごせるのがいい。京都や着物の本が備わっているのも魅力です。
前回の紬に、水仙の帯を合わせました。帯はネットで買ったもの。年明けから水仙は花屋さんに並んでいます。子どものころ、ヒヤシンスやチューリップ同様、水仙を育てるのが好きでした。香もいいので、つい切花も買ってしまいます。

2013年2月 侘助@エンジン01オープンカレッジin浜松、そして祇園


エンジン01オープンカレッジイン浜松終了。4コマぶっ通し、地元の方々との「夜楽」に加わり、和服のまま、講師の皆と酒を酌み交す。さすがに疲れた表情。写真は正直です。
着物は祖母の箪笥から洗い張り終了状態で出てきた紬。帯は侘助。八掛も色を合わせました(左写真、すそ回しの色に注目)。バッグはブルーマリンです。
本当は黒地に赤い椿の襦袢地があるのですが、それをあわせることを思いついたのが遅すぎて、仕立てが間に合いませんでした。なので今回は黒地の銀のくもの巣で。
この後、京都に移動し、祇園デビュー。ある会合に加えていただいたので控えめに紬でいったのですが、ほめられるのは帯ばかり。だれも着物に言及しません。他方、浜松で女優さんや文化人の方々が興味を示したのは着物のほう。やはり京都は友禅の染めが主流なのでしょうか。東西の違い、勉強になります。

2013年1月 文楽劇場へ

このサイトでは、めずらしくない組み合わせ。祖母の箪笥にあった結城紬の反物に誉田屋さんの帯。この日はあいにくの雨で、草履カバーをつけて劇場へ。雨コートは、祖母の大島をコート仕立て替え、防水加工したものです。
蓑助さんの八重垣姫が観たくて、1月下旬の文楽劇場に行き、公演終了後に劇場の方に撮っていただきました。
文楽は観終わるとぐったりしてしまいます。疲れた表情ですね。人形を観て、人形遣いを見て、太夫を見て、字幕を読むからでしょうね。それでも、随分とイヤホンガイドに助けられていると思うのです。いつものことながら、小山観翁先生の解説はすばらしい!
正月早々に梅文の着物で着たら、華やかな空気をお届けできたかもしれません。来年トライしますね。

2013年1月 梅羽根の帯

梅羽根文帯
羽子板文の着物に合わせた、もうひとつの帯。
羽子板との組み合わせとして、物語的には羽根文は魅力的。しかしながら、お正月となればゴールドのゴージャスさから、前回ご紹介した松竹梅をつい選んでいました。
梅文は2月にも締めたいですね。これで、北の天満宮に行ってみようかな。着物は何にしようかしらん。

2013年1月 松竹梅帯on羽子板文

羽子板文の着物のアップです。母の持っていた80年代の着物雑誌には、この地紋が嵐絞りとして載っています。おそらくそれを染めで表したであろう小紋です。羽子板にはそれぞれ京紫、橙、黄緑の刺繍が施されています。丸いのは鞠でしょうか。
松竹梅の帯も、かわの屋さんで。本当はお正月文の名古屋帯が欲しいのですが、とりあえず着物に合わせて同時に購入。

2013年1月 裏具→えびすさん


羽子板文の着物は、かわの屋さんでみつけました。今年のお正月は基本、この着物で過ごしましたが、初詣先はいずこも寒くてコートを脱げず、コート姿の記録で終わりました。
ポチ袋や和文具のお店「裏具」は、京都の宮川町にあります。えびすさんの裏門のすぐ近くです。南座を下っていったところです。
この後、宵えびすに佐々木さんとご一緒しました。笹を受け取り、そこに鯛や宝船をつけていく。まるでクリスマスツリーのオーナメントのようでした。

2013年1月 裏千家初釜式 梅文に母の帯

今年は京都の裏千家初釜式に伺いました。地の青が気に入って購入した友禅の訪問着。つい無難に白系の帯を締めたくなりますが、お茶席にふさわしい格を考え、母の帯を選びました.黒留袖用なので、私が締めたのは初めて。
式の後、室町の誉田屋さんに寄ったら、番頭さんが絶賛してくれました。「いままでで一番いいわ。秋尾さん実ははんなり、雅が似合うんやね」
そうかなあ。はんなりは、やっぱり駄目な気がする。でも、地の青が私に合っているのは確かです。

2012年12月 妙心寺退蔵院

妙心寺1 京都で紅葉の名所は数あれど、この妙心寺退蔵院はあまり知られていない。かくいう私もネット検索で偶然知り、今年が初めて。
瓢鮎庵の名が残るお庭を堪能しながら、精進料理を頂いて4500円。12月8日まで。アートディレクターの佐々木まなびさんを誘ってでかけた。楽書会仲間でもある彼女は、宮川町で「裏具」という和小物の店を持ち、女性誌にも登場しているので、ご存知の方もおられるかと思う。http://www.uragu.com/
うるおぼえではあるが、妙心寺は母方の実家のお寺(退蔵院ではないかもしれないが)。母の晩年の紬の着物に若いころから締めていたであろう帯を選んだ。身幅が私には大きいので、これを着ると大女に見えるところに悩ましいが、あまり着た形跡がなく、仕立てかえるコストに抵抗を覚え、そのまま着てしまう私である。
庭のデザインも紅葉も申し分ないのだが、妙に気になるのが、紅枝垂れの枝ぶりだった。花が無くともそそられるのだから、春はさぞ美しいだろう、などとつぶやいていたら、来春の「そうだ、京都へ行こう」のポスターになるのだと解説者がいう。うーん、そうなれば、皆に知られるところとなり、混雑するに違いない。もう1年早く、存在を知っていれば、ひっそりと紅枝垂れを楽しめたのに。残念至極・・・。