2012年6月 芥子の花

ポピー@ソファ1洋服でもポピー柄を選んでしまう私。母の遺品にも、ポピーはたくさんありました。こういうところで、DNAの強さを痛感します。興味のある方は、右上のcollectionのワードローブをクリックして、覗いてみてくださいね。
この単衣の着物は母の形見ではありません。5年ほど前に「かわの屋」さんで一目ぼれ。6万円くらいだったと思います。
でも、帯が難しいんです。茶か緑で涼しげなものに合わせようと箪笥に入れたまま眠らせていました。でも一昨年、ついに「みとも」さんのセールでこの帯を見たとき、鮮やかなポピーが頭に浮かんだのです。実物は、もっとゴールドやブロンズが光っています。
ずーっと原稿+校正で引きこもっていた反動もあり、メニコンプレゼンツ「本能寺が燃える」@セルリアンタワー能楽堂に、この着物を着てでかけました。本当は、もう少しシックな着物がふさわしく、この色使いはパーティ向きなのですが、単衣が着られる季節はあと1週間。秋に着るわけにもゆかず、これを逃せば、来年の6月まで待たねばなりません。派手と知りつつ着用した次第。帯留は翡翠の龍。今年の干支にあわせました。

2012年6月 新刊プロフィール写真

7月18日に出る新刊『スウィング・ジャパン』のプロフィール用の写真撮影。新潮社のカメラマンに撮ってもらいました。母の江戸小紋の絽に、誉田屋さんが老齢の帯職人に織らせた「雨あがり」を締めています。正面はアザミしか見えませんが、青空のような帯締めと帯揚げが効いています。編集者の好みで、本カバーの袖に使われるものは真顔ですが、笑顔分のデータを手に入れたら、ここにアップしますので、お楽しみに。

2012年 迎え梅雨

草履カバー1 雨の日に下駄を履くと疲れてしまうのです。だから、私は専ら草履カバーを用います。荷物になっても、これを鞄にいれておけば、大丈夫。ヒールがあるので、よほどの土砂降りでなければ守れます。ほら、有ると無いとでは、こんなに違いますよ。足袋カバーもあったほうがいいけれど。
ところで、この草履はぜん屋さんで買ったムガです。履いてしまえば、鼻緒以外、白のエナメルが際立つばかり。ムガの帯と合わせてみたいと思いつつ、それはこの夏の課題です。

2012年 五月雨傘

和柄傘 最初に出会った和柄傘は、こちら。手に入れたのは1年前の5月。洋服でしたが、小松空港に降り立ったら、恐ろしいまでの土砂降りで、金沢駅のコンビニで買ったものです。風も強かったので、24本骨に惹かれて購入。淵の白い部分は、絞り染めのようになっていて、和柄があるなんて、さすが金沢と感動したものです。が、全国展開なのですよね。 天変地異の続く昨今、傘は骨の数が決め手です。さしてみると、蛇の目のようで、満足です。

2012年4月 菜種梅雨

さくら傘4.
菜種梅雨の季節に持ちたい傘です。普段は紫の無地なのに、雨にぬれると桜の花が浮き出ます。昨年の祇園祭の宵山でみつけて購入。その後、高野山でもみかけています。桜色でしたよ。
最近、手ごろな値段の和柄傘を集めています。骨の数も16本や24本と丈夫なので、異常気象対策としても有能なのです。

2012年4月 白木蓮、ときどき紫木蓮・・・

木蓮バストショット@明治生命2木蓮@明治生命3本当は句会に着るつもりだった縞に木蓮文の着物。次回作の描写のため、丸の内界隈を歩いた折に着用しました。昭和20年代に自分がトランスするためです。白がほとんどですが、中には薄紅も(紫木蓮のつもり?)。
「なんだか舞台衣装みたいね。ま、秋尾さんなら、着こなせるでしょう」と手に入れてから見せた和服好きのお姉さんに指摘され動揺したのですが、購入の決め手は、ターコイスブルーの八掛と、枝ぶりと花の描き方でした。
木蓮文の刺繍帯も合わせて購入(@乙女屋さん)。でも、東京で着るには「木蓮づくし」がクドイのと、表に出ない部分の生地が厚くて結びにくいので、見送りました。裏をタイシルクにして仕立て替えるつもりですので、それから改めてご紹介しますね。
この赤い帯は母の若いころのもの。経年から端が擦り切れ直したいところですが、幅を縮めるのに抵抗があり、帯芯を赤にして目立たないようにする予定。バッグはkatespade。和服には少し大きめですが、たくさん入るので、つい・・・。
着物はかなり古いと思われます。裾に綿が入っていましたから。でも、初めて着たこの日、途中で綿が出てきたことがわかり、ショックでした。アンティーク着物の難しいところですね。
ちなみに、ワシントンDCの議会図書館でも毎年、小ぶりの木蓮が花を咲かせます。あれは、マグノリアなのだろうと思っていますが、それゆえ、アメリカで着ても受けそうな文様です。

2012年3月 菜の花文

菜の花@フォーシーズンズ ひな祭りのころから菜の花を着たくなりますね。でも、利休忌が過ぎるまで、じっと我慢。3月末となれば、桜と時期がかぶるので、いつも悩むのですが。
みともさんのセールで手に入れた訪問着です。コーデについては、2010年4月をご高覧くださいね。
来月の句会には訪問着は大げさなので、木蓮文のアンティークを着ることを考えています。、

2012年3月 たつむら帯@エンジン01オープンカレッジin鳥取

エンジン鳥取
今年のエンジン01オープンカレッジは鳥取でした。写真は出演者が泊まったホテルモナーク鳥取のロビー。ビジネスホテルですが、バリ島を思わせるインテリア&調度品で、いい感じでした。出張先のホテルは新しいことがポイント。
最初は季節柄、木蓮文の着物を着るつもりでしたが、前日に気が変わり、この和トロピカル柄に変更(HPの表紙に掲載)。バリ風のロビーには合っていますね。帯締と帯揚を空色にしたのに、天気はあいにくの雨でした(翌日は雪)。
この帯(たつむら)は何にでも合うので便利。後ろ姿は2009年5月にあります。帯締をグリーン、帯揚を赤にすればクリスマスシーズンに着られます(2010年12月)。サンタの刺繍帯もありますが(2005年12月)、それは名古屋なので、食事会など遊べるときに。
そういえば、インドネシア初女性大統領メガワティの半生を描いた『運命の長女』のカバーは、この着物のようなイメージでした。

2012年2月 勘九郎襲名披露


勘九郎 襲名披露 2 ★
勘九郎 襲名披露 4勘九郎さん襲名披露二月大歌舞伎千秋楽。久々この着物に袖を通しました。母が若きころ、「週刊朝日」の取材で着用していたもの。といっても、モノクロ写真でしたけど。
帯は初物。母の箪笥にはこの着物にしっくりくる帯が残っていなかったため捜し歩き、最初に候補とした帯です。その後、トランプ帯に出会い、これまで締めないまま。不思議なタッチで牡丹と水仙と桜が描かれ、刺繍されています。着物は自分で着て、髪と帯結びだけ美容院でお願いしたのです。水仙を出すために、この結び方に。そういえば、先代勘九郎最後の舞台に着用した着物といえば、2010年4月と同じ組合わせ。12月の寒い日でした。
勘九郎 襲名披露 3 
勘九郎 襲名披露 1

2012年2月 そろそろ紅椿を

椿 みどり
近所の立寒椿のつぼみが、そろそろ開きそうな気配です。二月堂のお水取りには少し早いですが、紅椿の帯を締めたくなりました。
そうなんです。この帯を見た途端、頭に浮かんだのは、東大寺修二会の紅椿。一目ぼれです(@乙女屋さん)。
椿文は刺繍帯ではめずらしくありません。以前に手に入れたものは、ざくろ文とのリバーシブルでした(2006年4月を参照)。これは、萌黄色の地に真紅の椿が魅力。でも、紅が強すぎて、あわせる着物が難しい。椿 みどり お太鼓地が淡朽葉色の紬にと思ったら、紅ばかりが際立って困りました。そこで、濃藍色の母の結城にあわせてみました。帯締めは他の色がよいかもしれません。
光沢のある素材はすべるので、紬がよろしいようです。少なくとも自分では締めやすい。句会のときに、どちらも光沢があってすべり、途中で緩んできました。